WAR DOGSのゲイブ・キッドが語った“真っ向勝負”のEVIL待望論

ゲイブ・キッド、EVIL【撮影:Koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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日本プロレスの真夏の風物詩である「G1クライマックス」の開幕を再来週に控え、出場選手のインタビューが公開されました。

記念すべきインタビューのトップバッターは、バレット・クラブWAR DOGSのゲイブ・キッド。

唯一無二の狂犬振りで日本だけではなく海外でも注目度の高いゲイブですが、言いたい放題、暴言吐きまくりのインタビューでした。

 

相手が誰であろうと噛みつき過激な発言に終始したインタビューですが、一部選手を賞賛するようなコメントを残しています。

一人は同じバレットクラブのKENTA。

『KENTAこそがBULLET CLUBだと俺は信じている』と語ったゲイブは、今行われている「出場者決定トーナメント」をKENTAに勝ち上がって欲しいと切望していました。(残念ながらKENTAは準決勝で敗退)

 

もう一人はこちらも同じバレットクラブのEVIL。

冒頭、『アイツのせいで、この会社はふざけた会社になってしまった』と批判していますが、コメント後半部分では“かつての”EVILが必要だと熱弁しました

ゲイブ『HOUSE OF TORTUREのEVILは不要なんだ。2019年の頃のEVIL、日本のプロレス界を代表していた頃のEVILが必要なんだよみんなが話題にしていた、本物の、あのときのEVILが必要なんだ

俺が画面に登場すれば、誰も画面の電源を消すヤツはいない。俺はアイツをもう一度人気者にしてやって、そのうえでアイツを叩きのめしてやるのさ

引用:新日本プロレス

 

2019年頃のEVILとは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン時代のEVILのことです。

ロスインゴ時代の真っ向勝負を信条としていたEVILを“本物”と語り、日本のプロレス界を代表していた頃のEVILが必要と主張しました。

 

「棚橋弘至社長 就任半年会見」で新日本プロレスが発表した今後の指針“10件”では、「乱入や介入の阻止」を掲げています。

今年のG1ではセコンドの介入等、厳しく取り締まる可能性があるでしょう。

新日本がどんな規制を掲げようとハウス・オブ・トーチャーの闘い方を貫くだろうEVILですが、ゲイブの挑発次第では闘い方を変えるかもしれません。

大注目となるだろうゲイブとEVILの公式戦は、7.20大阪大会でのG1開幕戦です。

ゲイブ・キッドのフルインタビューはこちら