棚橋弘至が「株主総会での株主からの過激な質疑」に対する対応を明かす

Screenshot
国内プロレスニュース




Pocket

、ブシロードグループの株主総会で行われ、新日本プロレスの棚橋弘至代表取締役社長が出席しました。

ご存知の方もいると思いますが、この株主総会に参加した株主の方の過激な質疑があり、棚橋社長の回答がSNSで話題になっていました。

具体的には、今のレスラーのコスチュームを昔のような黒パンツに戻すべきだという質疑。

これに対する棚橋の回答が素晴らしく、株主総会中に賛同の拍手が巻き起こったという内容です。

 

この内容をX(旧Twitter)のファンのポストで見てからずっと気になっていましたが、今週配信の「棚橋弘至のPodcastOff!」で棚橋本人が詳細を話していたのでご紹介します。

棚橋『質疑をその時にある方から「新日本の源流はストロングスタイルでアントニオ猪木さんから始まって、全選手黒パンにした方がいい」っていう過激派がいたんすね

真下『えっ!全選手のコスチュームをもう今のものから、全員黒でいいんじゃないかと。凄い質問ですね』

棚橋『過激派がいたんですよ。まあ僕が答えて。「黒パンの選手もね、柴田選手のような方もいましたけど。道場の練習、試合内容はもちろん昔から変わりませんけども、それを世間にアピールするために時代に対して柔軟な変化が必要なんです」と。「大会場でパッと見た時に2階席、3階席から見たときにどっちの選手か分からなかったら駄目じゃないか」と』

真下『黒だと分かりづらかったりしますもんね』

棚橋『ていう意味で「それは選手の意思に任せていますので」ていう話しをしたんですよ。会場から拍手を貰いました。唯一、唯一、なぜか大拍手が起きました。

もうホントに棚橋の入場曲がヒットするかと思って。急に「GO ACE!」って鳴り始めるかってぐらい。株主総会では珍しいというね。唯一、その質問、質疑応答だけですよね。会場からワァーと拍手が起きたのは。1回目から人生初株主総会で大拍手を貰いましたよ』

引用:「棚橋弘至のPodcastOff!」

 

正論と言える返答に会場に拍手巻き起こったと語った棚橋ですが、決して株主の過激とも言える発言に対して論破したかった訳ではないことを補足しています。

質問された方も納得の回答だったと語っています。

棚橋『でもしっかり自分の言葉として伝えられて、納得していただいたかなぁというのは。その論破しようとかじゃないんですよ。ご意見に対して今はこういう姿勢でやってます。どうですか?っていう。

どうですか?頼り甲斐があるでしょう』

引用:「棚橋弘至のPodcastOff!」

 

現役レスラーがいう説得感や安心感や包容力もあるのでしょう。

結果、周りの株主やブジロードグループの経営層にも良い影響を与えたのですから、逸材の社長職という抜擢は適任だったのかもしれません。

この勢いで今年の残りの興行、来年の東京ドーム大会2連戦も大成功することを期待したいばかりです。