18日、19日と2日連続行われたベストオブザスーパージュニア(以下BOSJ)は大熱狂で開幕し、昨日は沼津に移動してのAブロック2戦目が行われます。
試合開始は15:00からですが、放送は後日配信。
後日配信???
最近ワールドを見始めた方には馴染みがない単語かもしれません。
ちなみにワールドのスケジュールを見ると、こんな感じになっています。
後日配信※1※2※5!?
謎の暗号まで付いていて意味わからないですよね(笑)
ホームページには簡単に説明が書いてありますが、詳しく説明すると…
※1⇒固定カメラでの配信
固定カメラでの配信とは、リング内を写すメインの固定カメラ1台(ズームの固定)と場外戦になった場合のカメラ1台(こちらは固定ではない)での撮影という意味。
※2⇒実況なし
実況者と解説者がいないので誰も何も話してくれません。
会場の生の音と声しか聞こえないので、これを1時間も見ていたら完全に寝てしまいます。
※5⇒公式戦のみ配信
公式戦とはBOSJのリーグ戦の試合ということなので、今日の沼津大会でいうと第4試合までは放送ありません。
そして後日とはいつ配信されるのかというと、恐らく試合があった翌日。
昨年も遅くとも翌日中には配信されていた記憶があります。
ではなぜ、実況もなく生配信もないのでしょう?
基本的にカメラマンと編集はテレビ局に委託しています。
通常の配信の場合、スタッフの数を合わせてだいたい10人強。
それプラス、実況者と解説者。
そして後日配信で派遣されるスタッフは、おそらく1~2人。
編集作業はテレビ局で行われるのではないでしょうか。
LIVE配信できないほど、BOSJは客の入りが悪いのかと思い、昨年の後日配信だった公式戦を調べてみると…
2017年
5・20三重大会(土曜) 1063人
5・21静岡大会(日曜) 1470人(満員)
5・23栃木大会(火曜) 641人
5・25石川大会(木曜) 1994人
5・26長野大会(金曜) 913人
5・27茨城大会(土曜) 1213人
5・28群馬大会(日曜) 1375人(満員)
栃木大会だけ少なく感じますが、他はそうでもないでしょう。
観客の入りは悪くなく、でもLIVE配信できない。
ということは…
選手を借りるのにお金がかかる
BOSJは16人中この4人が、この期間だけのために新日本に参戦します。
ACH
フリップ・ゴードン
クリス・セイビン
ドラゴン・リー
人件費 > BOSJ売上となり 、LIVE配信にかかる費用を捻出できないのでしょう。
では、G1はどうなのかというと、出場選手数に比べ他団体の選手が極端に少ないのが通例です。
それでも2015年までは後日配信を行っていました。
ということは、BOSJがLIVE配信されるようになるには…
ジュニアの所属選手の増加 = 出場選手枠の拡大 =大会数の増加
これが実現できない限り、費用が捻出されないということなのかもしれません。
ちなみに今年のBOSJの大会数は14日間。
それに比べ昨年のG1が19日間。
いや、大会数増加は現実的ではないので、頼みの綱は売上の大幅増加しかないのか。
他ブログサイトも、BOSJでこんなに盛り上がっているというのに…
https://blog.with2.net/link/?1918556
やっぱりみんなで盛り上げるしかない!
そして、みんなで楽しむしかない♪
もしくは、新社長メイ氏の手腕にかかっているとも言える…