5月から始まるジュニアの祭典『ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア』(以下BOSJ)。
【“ジュニア最強決定戦”の顔ぶれは?】
4月23日(火) 後楽園ホールにて、『BEST OF THE SUPER Jr.26』の“出場メンバー”を発表!https://t.co/p68VPdwudP#njbosj #njhinokuni #njpw pic.twitter.com/QTlI2MW54o— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) 2019年4月8日
今年の決勝戦はBOSJ史上初の両国国技館で行われ、否が応でも期待が高まります。
今年の1・4東京ドームで発表された際は、髙橋ヒロムの復帰に目処が付いたから急遽両国を予約したのではないかと予想しました。
ただし、未だにヒロムの復帰はアナウンスされておらず、BOSJに間に合うのか不透明な状態です。
先日、新日本プロレス公式LINEアカウントで公開された、BOSJに出場するだろうポスター写真。
19人のジュニア戦士の中には、ヒロムの姿はありませんでした。
リーグ戦である限り奇数はないと思うので、レスリングどんたく福岡大会に出場する“X”を合わせて、20人のエントリーを予想するファンも多くいます。
しかし、20人での2ブロックに分けてのリーグ戦は日程的に無理があります。
となると、来年通りの2ブロック16人のエントリーか、私が予想した4ブロック24人エントリーが現実的でしょう。
仮に24人だった場合、ポスターに載った19人以外の選手も予想しましたが、敢えて1人外した選手がいます。
それは、かつて新日本にも在籍したとこがある…
PAC(ペック)
WHAT AN EXCEPTIONAL BASTARD. pic.twitter.com/j8RyMUhu2O
— KING IS DEAD (@BASTARDPAC) December 4, 2018
なぜ、PACを外したのか?
それはBOSJ真っ最中に、AEWの旗揚げ興行『DOUBLE OR NOTHING』があるから。
#AEW #DoubleOrNothing
Sat, May 25th #LasVegas#HANGMANvsBASTARD@theAdamPage vs @BastardPAC pic.twitter.com/YhaN8l4BWS— All Elite Wrestling (@AEWrestling) March 26, 2019
そもそも、国内のドラゴンゲート(以下ドラゲー)に出場し、海外の団体、AEWに参戦するPACはレスラーとしてどういう契約をしているのか?
恐らくフリーランスとして、各団体の試合に出場しているのでしょう。
※あくまで憶測であり、詳しいことは不明
BOSJのハードスケジュールを縫って、AEWの興行が行われるアメリカに行って日本にとんぼ返りするなんで考えられません。
そんな私の憶測を覆したくなったのが、PACのこのツイートです。
FAO @dragongate_pro
I have chosen my opponent for DEAD OR ALIVE, May 6th in Nagoya. An easy match, with someone I can abuse…
Dragon Kid.
So GIVE HIM TO ME, or maybe I won’t come back to Japan… and YOU’LL NEVER SEE YOUR CHAMPIONSHIP AGAIN.
— KING IS DEAD (@BASTARDPAC) April 13, 2019
このツイートでは5月6日のドラゲーの興行『DEAD OR ALIVE』で、ドラゴンキッド相手にタイトルマッチを組めという半ば強引な要求をしています。
この要求が通らなければ日本には戻らず、再び姿を表すことは無いだろうとまで言いました。
結果、要求通りの日程で指名した通りの挑戦者と、タイトルマッチを行うことが決定。
なぜ、こんな強引な要求をしてまで、タイトルマッチをしたかったのか?
もしかしたら…
ベストオブザスーパージュニアに参戦するため
ドラゲーへの参戦は、ひとまず休止するということなのかもしれません。
勿論、あくまで私の憶測です。
ただ、あの強引なツイートは違和感しか感じませんでした。
恐らく、それなりの理由があってのことだと思います。
仮に、PACがBOSJに参加したがっているとして、日程問題はクリアできるのか?
AEWの旗揚げ興行『DOUBLE OR NOTHING』は、現地時間の5月25日。
その近辺のBOSJの日程は5月23日と24日が後楽園、5月26日が幕張メッセ、5月29日が名古屋で公式戦が行われます。
この日程でアメリカに行って帰ってくるのは、ハードスケジュール過ぎるでしょう。
しかし、4ブロック制だとこの日程をクリアできるかもしれません。
宮城、青森、山形の2DAYSなので、初日にAとBブロック、二日目にCとDブロックの公式戦が組みます。
あとは、各日1ブロックづつ公式戦を行うと、両国を残して全試合を行うことができるでしょう。
つまり…
5・22⇒A 5・23⇒B 5・24⇒C 5・26⇒D
5・29⇒A 5・30⇒B 5・31⇒C 6・3⇒D
5月25日前後の興行には帯同することができませんが、AかBブロックにエントリーされればアメリカに行って日本に帰って来るのも無理ではないでしょう。
ちなみに、今年2月のRPWロンドン大会にて、ウィル・オスプレイとPACはシングルマッチを闘っています。
※RPW=レボリューションプロレス
レッスルマニアウィークのWrestleCon SuperShowでは、タッグで組んで試合をする予定でした。
※結果的にPACのビザ問題で対戦カード変更
もしかしたら5月4日にタッグマッチでオスプレイと闘う“X”とは、PACのことかもしれません。