昨日のG1クライマックス開幕戦のダラス大会で発表になった、9月下旬のアメリカ大会。
今年はアメリカ・東海岸の3都市で行われます。
9・27ボストン大会、9・28ニューヨーク大会、9・29フィラデルフィア大会で、NY大会ではレフリータイガー服部のファイナルカウントダウンセレモニーも開催される予定とのことです。
【『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』開催決定!】
・新日本プロレスが9月下旬、“東海岸3都市” ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィアに上陸!
・NYでタイガー服部レフェリーのファイナルカウントダウンセレモニー!
☆大会詳細はコチラ!
⇒https://t.co/KGwGstXWEH #njpw #njFSU pic.twitter.com/90hVocspKy— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 7, 2019
昨年は現地時間の9月30日に行われた
『FIGHTING SPIRIT UNLEASHED』。
前回は一部ROHの選手が参加した大会でしたが、今年はどうなるのか。
いずれにしても現地を訪れるファンは、新日本のプロレスに魅了されることでしょう。
しかし、アメリカ遠征の増加は国内ファンの批判の的になりがちです。
一部のファンには、国内興行を疎かにすると思われることでしょう。
早速、新日本プロレス公式アカウントには海外遠征に対する多くの意見が寄せられました。
ただこの件に関しては、何度もメイ社長のコラム『ハロルドの部屋』で説明されています。
勿論、全てのファンが目を通しているわけではないでしょうし、説明に納得できない部分もあるでしょう。
【無料で読める!】
メイ社長コラム『ハロルドの部屋』更新!
第26回は「国内か海外か」https://t.co/FlQWHBpBfg#njwk13 #njpw #ハロルドの部屋 #メイ社長 pic.twitter.com/umsomo2sol— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 12, 2018
恐らく他の方より少しだけメイ社長とお話しする機会が多い筆者なので、今回は公式サイトに上がった意見に自分の見解を混ぜながらQ&Aしたいと思います。
※あくまで個人的見解がベースなので、新日本の考えとは限りません
▪︎海外遠征は半年に1回でプレミア感を出した方がいい
⇨年1〜2回の興行では海外市場の成長に繋がらず、十分な利益が得られません
▪︎海外ファンは映像配信で十分
⇨海外のファンも生で新日本を観たいというファンは沢山います
▪︎興行の軸足は日本であって欲しい
⇨興行の軸足は昔も今も未来も日本だと思います
▪︎海外で興行を行うんじゃなく、日本に来させる政策を
⇨例えツアーを組んでも日本来れる人数や頻度には限界があります。日本のファンが簡単に海外興行を観に行けないのと一緒です
▪︎選手を休ませて欲しい
⇨選手のスケジュールを組んで試合がある時とない時のバランスは考えていると思います。それでも一部の選手に負担が多い事実もあり、今後の課題でしょう。しかし、休みたくないという選手に対しては、その選手を信じるしかありません
▪︎ファンの声が届かない
⇨新日本は常にファンの声に耳を傾けています。少しづつ改善に向けて動いています
▪︎地方大会開催のスパンが長くなる
⇨企業として成長をする上では、絶対起こりうる問題であり課題です
▪︎地方大会でのビッグマッチをして欲しい
⇨地方でビッグマッチを行えるように、日々認知度を高める施策を行っているはずです
▪︎地上波放送の放送枠拡大や時間の引き上げの方が重要
⇨その為にも新日本の成長は欠かせません。こればかりはテレビ局側に決定権があるので、新日本の価値を高めファン層を拡大しているところです
▪︎暗黒時代に戻る
⇨そんな自由すぎる発言はしないでください(笑)by メイ社長
▪︎日本のファンは海外進出を求めてない
⇨海外進出は確固たる基盤を作るために必要なことです。これだけの規模に膨れ上がった新日本を維持するには国内興行だけでは限界にきています
▪︎一番大事なのは日本のファンではないのか
⇨一番大事な日本のファンの為の海外戦略です
企業規模、選手層に見合った興行をしなくては、現状維持すら難しいと思います。
選手が試合に集中できる最高の環境を提供するには、どうしてもお金がかかるでしょう。
その為にも海外戦略を成功させる必要があります。
そして、何が起きても揺るがない基盤ができれば、地方でのビッグマッチも可能になることでしょう。
ちなみに、国内のスポーツ業界の主な収入源は、放映権とスポンサー収入です。
プロレス団体には上記2つが圧倒的に足りません。
この2つを得る為にも、新日本プロレスのブランド力向上が絶対必要なのです。
今できることは、国内外問わずNJPW WORLDの加入者を増やすため様々な国と地域で試合を行い新日本の魅力を伝えることでしょう。
私も一人でも多くの方に新日本プロレスの魅力が伝わるよう、今後も発信を続けたいと思います。