N-1ヴィクトリー出場メンバー発表!厳選された10選手になった理由

プロレスリング・ノア




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の13時00分からNOAH公式YouTubeチャンネルにて記者会見が行われ、来月から始まるN-1ヴィクトリーの出場メンバーが発表となりました。

 

前年までのグローバル・リーグから名前を変え、時期も新日本プロレスのG1クライマックス直後から始まる今年のリーグ戦。

例年以上に期待していたファンも多かったことでしょう。

 

2010年から始まった今大会も、2014年以降は16人のエントリーで2グループに分かれ、他団体からの選手も参加し豪華なメンバーを揃えていました。

最低でも16人、もしくはそれ以上の参戦を期待していたファンも多かったと思います。

 

本日発表された期待が膨らむ出場メンバーは、ご覧のような10人になりました。

 

初出場3選手、全10選手のエントリーという厳選されたメンバーです。

すでにファンからは批判的な意見も出ています。

私もまさか10人のみの選出になるとは思いませんでした。

 

 

先日の7・27カルッツかわさき大会で、GHCヘビー級のベルトを防衛した清宮海斗

試合後語ったように、今回のN-1ヴィクトリーには出場しなと宣言し、結果本当に選出されることはありませんでした

 

また、10人という厳選されたメンバーでNOAHを支えてきた選手達の落選に、ショックを受けたファンも多かったことでしょう。

モハメド ヨネ、クワイエット・ルーム、齋藤彰俊が選出されなかったのは意外でした。

先日潮崎と闘った鈴木秀樹や、タッグチャンピオンだったKAZMA SAKAMOTOも選ばれるものだと思っていましたが、新生NOAHの大会に出場できる選手はたった10人のみです。

 

厳選されたメンバーですが、初出場の3人は興味深い選手が選ばれています。

当ブログでも名前を挙げていたMLW王者のアレックス・ハマーストーン

 

新日本でも活躍していたドクトル・ワグナーjの実子である、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.

 

そして、ドラゴンゲート所属で最近NOAHにも初参戦を果たした望月道場の望月成晃

 

今回のN-1ヴィクトリーの日程は、優勝決定戦を除き11大会です。

1ブロック5人の2リーグ制なので、11大会で全20試合を行う計算になります。

その殆どの公式戦が1大会2試合

 

恐らくこの2試合という試合数に、N-1ヴィクトリーの美学と哲学を凝縮したいのでしょう

 

開催時期をG1と近づけたのは、両方を見るファンに比べてもらうため。

1日2試合の公式戦は、全試合タイトルマッチ級のシングルマッチが期待できると思います。

いや、それを期待して欲しいということでしょう。

 

他の団体と違いを出すための10人、NOAHが業界2位を目指し、ゆくゆくは1位に返り咲く為の痛みを伴う改革だと理解しました。

今後も、更に多くのファンから反対意見が出るかもしれません。

しかし、決まった以上は出れる選手・出れない選手の言動に注視するしかないでしょう。

 

もう今年のN-1ヴィクトリーの闘いは始まっているでしょうし、来年の選手選考も始まっているんだと思います。

出れなかった選手にも注目すべきでしょう。

 

第2回以降どう変化or進化するか分かりませんが、今大会がN-1の基準となる大会です

これが新生NOAHの美学という試合を、肌で感じたいと思います。