独走するオカダとコブに肉薄する不気味なEVIL

オカダ・カズチカ、EVIL、ジェフ・コブ【撮影:koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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1クライマックス・Bブロックの公式戦5試合目が終わり、無傷の5連勝が2人も残っています。

ユナイテッド・エンパイアのジェフ・コブと、レインメーカーを解禁したオカダカズチカです。

 

圧倒的な強さを見せる2人ですが、昨日の後楽園ホール大会終了時点で、勝ち点2の選手は優勝決定戦進出の可能性はなくなりました。

残り全勝しても勝ち点10となり、オカダとコブが直接対決を残しているため、最低でも勝ち点11になるからです。

【作成:koba】

 

また、現時点で勝ち点4の選手も、優勝決定戦進出の可能はかなり低いでしょう。

今のオカダとコブの勢いを考えると、勝ち点8のEVILと勝ち点6の棚橋弘至までが、Bブロックのトップを狙えるボーダーラインだと思います。

 

トップと勝ち点4離れている棚橋ですが、幸いにしてコブとEVILとの直接対決を残しています。

残り全勝しなければ厳しい状況ですが、不可能ではないシチュエーションです。

次戦のEVIL戦は絶対負けられない一戦になります。

 

オカダとコブの残りの対戦相手

 

では、独走する2人の対戦相手は誰が残っているのか?

それぞれ大会順に並べてみました。

【オカダカズチカの残りの試合】

10・8高知大会タイチ④
10・12仙台大会チェーズ・オーエンズ②
10・14山形大会タマ・トンガ②
10・20日本武道館大会ジェフ・コブ⑩

 

【ジェフ・コブの残りの試合】

10・8高知大会SANADA④
10・12仙台大会棚橋弘至⑥
10・14山形大会EVIL⑧
10・20日本武道館大会オカダカズチカ⑩

 

選手名の隣の数字は現時点(10月5日現在)での勝ち点です。

勝ち星の少ない相手と闘うオカダに比べて、コブは勝ち点が肉薄する選手と闘うことになります。

対戦相手の勝ち点だけで言えば、オカダが有力な状況と言えるでしょう。

 

特に不気味なのが10・14山形大会で闘うEVILです。

セコンドのディック東郷は当たり前で、昨日の公式戦ではSHOも関与した疑いがあります。

絶対負けられないコブとの直接対決では、どんな手を使ってでも勝ち点2に執着することでしょう。

 

残りの大会が暗転しやすい会場かどうか分かりませんが、セコンドが東郷とSHOの2人体制になる可能性もあります。

ハウス・オブ・トーチャーを結成したEVILが、どんな卑劣な手段を駆使して闘うのか…

G1さえもEVILの手のひらの上なのかもしれません。

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