新日本プロレスから驚きの発表がありました。
1月4日と1月5日の2日連続東京ドーム大会に続き、1月6日にも「NEW YEAR DASH」大田区総合体育館大会が電撃決定!
【なんと1.4&1.5東京ドーム2連戦の“翌日”も開催!】
2020年1月6日(月)『NEW YEAR DASH!!』大田区総合体育館大会が電撃決定!!https://t.co/DXzBQU02Bl#njdash #njpw pic.twitter.com/9ZwmFSqjlf
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 26, 2019
電撃決定ということは、その名の通り急遽決まったということでしょう。
この急な発表に、SNSでは様々な反応がありました。
▪︎強気!
▪︎1・3大プロレス祭りはないのか?
▪︎飛行機やホテルのチケット取ったのに、もっと早く告知して欲しかった
▪︎選手とスタッフの疲労が心配
▪︎3日連続ビッグマッチで選手が大変
歓喜の声もあれば、不安や不満も多かった発表だったと思います。
特に選手やスタッフを心配するコメントが多く見られました。
一番ショックを受けているのは、ダブルドームを観戦するために飛行機とホテルの予約を取ったファンの方でしょう。
ダブルドームと同タイミングの告知なら、13日連続観戦するスケジュールを組んでいただろうという熱心なファンの声です。
この電撃決定がダブルドーム大会のチケットが売れているからなのか、売れていないからなのかは分かりません。
ただしビジネスにおけるセオリー通りなら、さらに売れる見込みがあるから1月6日に3日連続となる興行を組んだのだと思います。
SNSでは懐疑的なコメントが多く見受けられましたが、恐らくこの疑問に対する新日本からの返答はないでしょう。
もしかしたら、メイ社長が自身のコラムで説明するかもしれません。
新日本から回答がない以上、ファンの疑問に対し個人的な見解を述べたいと思います。
決して正解ではないので、参考程度に読んでいただけると幸いです。
3日連続ビッグマッチ開催について
新日本から告知があった通り、1月6日は「NEW YEAR DASH」になります。
個人的には、決してビッグマッチ3連戦ではないという認識です。
新日本において最もチケットの入手が困難なチケットは、年末最後の後楽園大会「Road to TOKYO DOME」最終日。
【年内ラストマッチ!今年は3DAYS!】
『Road to TOKYO DOME』
12月19日(木)&20日(金)&21日(土)後楽園ホール・3連戦のチケット概要が決定!★ファンクラブ先行:10月4日(金)12時~
★ローチケ先行:10月31日(木)18時~
★一般発売:11月11日(月)~⇒https://t.co/txGpEt7a6F#njwk14 #njpw pic.twitter.com/SXHko7E0qW
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 26, 2019
そして、さらに入手困難なチケットは「NEW YEAR DASH」だと思っています。
毎年もっと大きな会場でやって欲しいという声を沢山聞きました。
恐らく、新日本やメイ社長の耳にもその声が届いていることでしょう。
だから、今まで1,700人規模でやっていた「NEW YEAR DASH」を、5,000人超の規模の会場に移すということだと思います。
3日連続で選手やスタッフの疲労が心配
3日目のNEW YEAR DASHでは、恐らくシングルマッチは行われないと思っています。
つまり、3日連続シングルマッチは組まれないだろうという予想です。
それでも、3日連続の興行はハードであり選手の疲労も心配になります。
しかし、3日連続の興行はG1クライマックスで経験済です。
毎年Bブロックを1位突破した選手は翌日決勝戦を闘い、Aブロックの選手も中1日置いてシングルマッチを2回行います。
つまり、ご覧の選手達は3日間で2回タイトルマッチ級のシングルマッチを行う経験をしているということです。
Aブロック | Bブロック | |
2019年 | 飯伏幸太 | ジェイ・ホワイト |
2018年 | 棚橋弘至 | 飯伏幸太 |
2017年 | 内藤哲也 | ケニー・オメガ |
2016年 | 後藤洋央紀 | ケニー・オメガ |
偶然にも、来年のダブルドームで二冠を目指す選手が勢揃いしています。
ジュニアの選手も今年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)で、4日連続の大会と3日連続の大会2回を経験済です。
しかも、今年のBOSJに出場した選手は後楽園大会で3日連続公式戦を闘っています。
5・13仙台大会 | Aブロック | |
5・14仙台大会 | Bブロック | 撤収&移動 |
5・15青森大会 | Aブロック | |
5・16青森大会 | Bブロック | 撤収&移動 |
5・22後楽園大会 | A・B両ブロック | 翌日昼の興行があれば撤収 |
5・23後楽園大会 | A・B両ブロック | 翌日昼の興行があれば撤収 |
5・24後楽園大会 | A・B両ブロック | 撤収&移動 |
5・29名古屋大会 | Aブロック | 撤収&移動 |
5・30大阪大会 | Bブロック | 撤収&移動 |
5・31愛媛大会 | Aブロック | 撤収&移動 |
ハードなスケジュールは選手もスタッフも経験済みです。
あとは選手、スタッフを信じるのみでしょう。
ファンが1日でも会場に訪れることが、何よりも応援に繋がると思います。
恐らく今回の1・6大田区総合体育館大会の追加は、新日本からの明確なメッセージでしょう。
1・5東京ドーム大会は、NEW YEAR DASHではないというメッセージ。
今一度、来年のダブルドームのキャッチコピーを思い出す必要があると思います。
人生変えるイッテンヨン、伝説創るイッテンゴ。
ダブルドーム大会に向けて、プロレスを見たことない方へのプロモーションは例年以上に力を入れることでしょう。
イッテンヨンはプロレスに触れて人生が変わって欲しいというメッセージ。
イッテンゴはみんなで伝説を目撃しようというメッセージ。
そして、イッテンロクでは新しい1年を左右する事件が起こることでしょう。
来年の3連戦は国内ファンに向けて最高の興行となるだろう、新日本からファンに対しての“ギフト”なんだと思います。