最強の挑戦者である石森太二を破り、2度目の防衛に成功したIWGPジュニア王者のエル・デスペラード。
数日前までは暫定王者と語っていたデスペラードですが、チャンピオンの風格漂う素晴らしい勝利でした。
また負けはしたものの、石森もその実力を十分に発揮。
進化し続けるボーンソルジャーは、最短距離で挑戦者に戻ってくるでしょう。
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試合後、デスペラードがマイクと握ると会場が暗転。
何が起こるかと思いきや、VTRが流れると母国オーストラリアにいるはずのロビー・イーグルスが次の挑戦者に名乗りを上げました。
この挑戦表明に対しデスペラードも受諾。
今後幾つかビッグマッチが控えていますが、新日本に対し東京ドームでのタイトルマッチを要求しました。
デスペラード「いつになるわからん。だけど、チャンピオン様の要望です。東京ドームでタイトルマッチをやらせて下さい。挑戦者がビデオを送ってきたら俺は『いいよ』って言うから。できんだろ? たまにはチャンピオンの言うことも聞いてくれよ。ドームでやらせてよ」
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猛鳥と化した鷲
昨年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)出場を最後に母国に帰ったロビー・イーグルス。
今回の挑戦表明で久しぶりの来日となりますが、“猛鳥”となってチャンピオンに襲いかかることを約束しました。
『この俺もチャンスを待っていたんだ。他のハゲタカはもういない。王者に襲い掛かるのはこの“猛鳥”だ』
ここで気になるのが猛鳥という表現。
元々、石森太二のパートナーとしてバレットクラブの一員となったロビーですが、その後ウィル・オスプレイの呼び掛けに答えCHAOSの一員となっています。
スナイパーの異名を持つロビーですが、今まで自分のことを猛鳥と表現したことはあったでしょうか?
恐らく、ロビーは既に来日して日本にいることでしょう。
前哨戦にも参加すると思われます。
それはCHAOSの一員ではなく、ユナイテッド・エンパイアの一員としてではないでしょうか。
昨年のBOSJでその実力を遺憾なく発揮したロビーですが、結果は4勝5敗と負け越しています。
かつては当時ジュニア王者であったオスプレイと、IWGPのベルトを懸けて激闘を繰り広げた実力者です。
十分その強さは理解していますが、今のチャンピオンに勝つ為には『実力+獰猛さ』も必要でしょう。
つまりスタイルに変化をもたらすため、環境を変える可能性があるということ。
オスプレイと共に新日本を侵略する為、ユナイテッド・エンパイアに加入するのではないかと予想しています。
もしかしたら、本日の真駒内大会に突如現れるかもしれません。
14時から始まる第1試合にはデスペラードの試合が組まれています。
試合後、猛鳥と化した鷲がならず者を急襲するかもしれません。