名勝負したことないと言う石井智宏の最もベストバウトに近かった試合

“独り言考察”




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日本プロレススマホサイトで、初めて単独インタビューに答えた石井智宏

ドミニオン前に公開された前編に続き、先日後半が公開されましました。

 

名勝負をしたことがないと語る石井が、その中でも一番満足できる試合はありますかと言う質問に対して“あるけど言えない”と答えました。

 

インタビューではCHAOSの仲間について言及していたり、師である長州力の元で練習していた日々についても語っています。

非常に読み応えのある内容はになっているので、続きは有料スマホサイトでご確認下さい。

 

話しを戻しますが、恐らく石井がこの質問の答えを口にすることはないでしょう。

愚直な男の答えは、試合の中にしかありません。

 

 

の名勝負と言えば、インタビューでも名前が挙がった永田裕志との試合です。

今年のNEW JAPAN CUP(以下NJC)の開幕戦メインイベントを務め、想像を絶する大熱戦を繰り広げました。

負けた永田にとっても、ここ最近で一番のベストバウトだったと思います。

、石井にとって最も合格点に近い試合とはどの試合だったのか?

 

私の記憶に残っている試合の中で、最もベストバウトと呼べる試合が…

2017年NJC 一回戦のケニー・オメガ戦

 

この試合を語るには、ここに至るまでのケニー・オメガの“背景”を語る必要があります

 

2016年にヘビー級に転向したケニーは、同年G1クライマックスに初出場で初優勝。

下馬評は決して高くありませんでしたが、G1に行き着くまでの試合内容を見ればケニーが初優勝を飾ったことは何ら不思議ではありませんでした。

さらに半年かけじっくり体重を増やし、圧倒的な存在を放ったケニー。

2017年のレッスルキングダムで闘ったオカダカズチカとのIWGPヘビー級選手権は、新日本史上に残るベストバウトでした。

45分を超える死闘を繰り広げ、結果敗北したケニーでしたが、国内外のプロレスファンを驚愕させた試合だったことは未だ色褪せません。

 

そんなケニーが圧倒的な優勝候補として初出場を果たしたのが、2017年のNJC

恐らく初戦で当たる石井のことなど、眼中に無かったことでしょう。

多くのファンがオカダとの再戦を熱望し、優勝を信じてやまなかったケニーの心を折った張本人が石井智宏でした。

 

この試合を機に、ケニーと石井のライバル関係が出来上がったんだと思います。

この事実だけでも驚愕ですが、試合内容は言葉にならない程の大熱戦でした。

 

恐らくファンの数だけ、石井のベストバウトは存在するでしょう。

この試合が石井が言う合格点に一番近い試合か分かりませんが、この試合の衝撃を忘れることはできません

 

 

年のG1に最年長として出場する石井ですが、6・26後楽園ホールにて『長州力引退興行』に出場します。

 

残念ながらチケットは既に全席完売。

サムライTVでライブ配信がある他、全国の映画館でもライブビューイングが実施されます。

料金は2,800円、北は北海道、西は沖縄まで全27会場。

開演は6月26日(水曜日)18時30分スタートです。

 

全会場リストは、こちらをご覧ください。

 

引退興行で長州とタッグを組む石井は、師の背中に何を感じどんな決意が芽生えるのか…

石井の夏が、もうすぐ始まります。