5523人の動員を記録したプロレスリング・ノア両国国技館大会。
2階席の四隅を使わず桝席を2人席にしていたことを考えれば、かなりの動員だったと思います。
観客席から見た景色も殆ど空席のない圧巻の光景でした。
残念ながら両国大会のライブ配信はなく、初回の放送が日テレジータスで11月10日21時からの放送が最短です。
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📺今週の放送情報‼
\🔽11月10日(日) 21:00~
G+日テレジータスにてオンエア❗️NOAH the BEST 2019
~2019・11・2 両国国技館~両国大会を’初’オンエア!!
全プロレスファンに届けたい新生ノア・世界一の崇高なる闘い!!!✊
詳しくは➡️ https://t.co/64lowjdICg#noah_ghc #gtasu pic.twitter.com/cb5Dsw3Me4
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) November 4, 2019
すでに結果をご覧になったファンも多いことでしょう。
試合後はNOAH公式ホームページがアクセス集中でパンクしてしまうアクシデントもありました。
どんな内容だったか気になっているファンも多いと思うので、ここから先は観戦写真を交えて簡単に振り返りたいと思います。
【セミファイナル】GHCナショナル選手権初代王者決定戦
杉浦貴 | vs | マイケル・エルガン |
試合開始前にGHCナショナル王座特別立会人の長州力さんが、ベルトを持ってリングに登場。
杉浦とエルガンの間に入り写真撮影。
試合序盤からエンジン全開のエルガンが、エプロンサイドでデスバレーボムを炸裂。
チョップの打撃戦の後、場外の杉浦にトペスイシーダ。
エルガンはパワーだけではなく飛ぶこともできるんです。
ここからは打撃と投げ技の応酬。
杉浦がコーナーでエルボーを連発すれば、エルガンも反撃で圧巻のエルボー合戦。
コーナーへの投げっぱなしジャーマンからエルボーの連打。
そしてお得意の投げっぱなしパワーボムで、杉浦をコーナーに突き刺します。
続けざまのエルガンボムは返すことに成功した杉浦。
この後、杉浦のアキレスけん固めも、フロントチョークスリーパーも耐えるエルガン。
バーニングハンマーを2回とも未遂に防いだ杉浦がオリンピック予選スラムを2度繰り出し、初代GHCナショナル王座に輝きました。
試合後、バックステージで次の挑戦者を求めた杉浦。
『何度でもこのベルトかけて彼とやれば、もっともっと上のステージにいけると思うんで機会があれば。
逆に今日の俺とエルガンの試合に嫉妬して誰かが出てこないとナショナルの意味がないんで。
黙ってる奴はアホだよ』
引用:プロレスリング・ノア
早速、アレックス・ハマーストーンが自身のTwitterで次の挑戦者に名乗り出ました。
I’m gonna return to Noah to win that championship. Shootin my shot https://t.co/9yRQaD9F6r
— Hammerstone (@alexhammerstone) November 2, 2019
【メインイベント】GHCヘビー級選手権
清宮海斗 | vs | 拳王 |
杉浦とエルガンの試合が真っ向勝負の力比べなら、清宮と拳王の試合は際どい技の応酬でした。
試合序盤チャンスを得た拳王が、うつぶせになった清宮の首へフットスタンプ。
この日は容赦ない首への攻撃が目立ちました。
エプロンサイドでのバックドロップも、明らかに首へのダメージを意識して繰り出したことでしょう。
意外だったのが、散々馬鹿にしていた「ただの“ラーメン屋のオッサン”」の代表的な技を、拳王が清宮相手に繰り出したこと。
ストレッチプラムにステップキック。
劣勢だった清宮が、苦しいときに何度も繰り出したのがドロップキック。
そしてトップコーナーの雪崩式攻撃を耐え、逆に繰り出したのが雪崩式リバースDDT。
コーナーの最上段から拳王を持ち上げるバランス感覚と腕力。
若さ故の大胆な攻撃に、ただただ驚くばかりでした。
川田利明直伝のストレッチプラム式フェイスロックではギブアップを奪えず。
ドロップキックからのリバースキルスイッチ(リバースゴリースペシャル)でも3カウントは奪えず。
最後はタイガースープレックス2連発で、清宮が31分を超える死闘を制しました。
試合後、リングの上でNOAHとこの日闘った拳王を最高と称えた清宮。
(バックステージでは拳王に最高と言ったらことを覚えていないとか…)
私自身NOAHファン歴が浅いので今回の興行が清宮の言う「新しい景色」になったかどうかは分かりません。
ただし、NOAHの新たなる歴史の1ページとして刻まれたことは確かでしょう。
次の清宮の相手が誰になるのか?
いつになるのか?
今後のNOAHの挑戦に目が離せません。