昨日公開された高橋ヒロムへの超ロングインタビュー。
今まで語られることのなかったロサンゼルス大会でのドラゴン・リー戦について、赤裸々に答えています。
人一倍ポジティブなヒロムがあの怪我の瞬間、引退を覚悟していたとは思いませんでした。
高橋ヒロム「(試合後、急激に痛みが出てきて)『じゃあ、せめて自分の足で歩いて、最後にベルトを掲げて戻ろう』と。でも、同時に『これで俺のプロレス人生は終わりだな』って思いました」
☆スマホサイトで“ロングインタビュー”掲載中!
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ドラゴン・リーの投げっぱなしドラゴンドライバーで怪我をしたヒロム。
恐らく、ドラゴンドライバーでフォールを狙うつもりが、クラッチしていた手が離れてしまったのでしょう。
満身創痍な状態でタイトルマッチに望んだという事実は、忘れるわけにはいきません。
これはドラゴン・リーがどういう状態でヒロム戦に臨んだかという真実です。
怪我をしたシーンを何度も見返したというヒロム。
自分の運命を左右した瞬間に、四角いリングに潜む魔物を見ていたのかもしれません。
プロレスラーを引退に誘う魔物を、何度も何度も凝視していたのでしょう。
今回が第一回というコラムでしたが、1・4東京ドーム大会まで何度か公開されるそうです。
ヒロムファンでない方にも是非読んでもらいたいコラムになっています。
長期欠場からIWGPヘビー級挑戦を叶えた高橋ヒロムですが、もうひとつどうしても叶えた野望があります。
それが…
鬼神ライガーとの対戦
獣神サンダーライガー引退まで一ヶ月を切り、残るチャンスは限られます。
ダブルドームで行われる引退試合の1試合は、もう決まってしまいました。
もう一試合の対戦カードは未定ですが、ライガーと闘いたい選手は星の数ほどいるでしょう。
そんなライガーのインタビューがダ・ヴィンチニュースで公開されました。
ダ・ヴィンチニュース 引退まで1カ月! 新日本プロレスのレジェンド・獣神サンダー・ライガーが東京ドーム大会に向けての心境を語る【前編】 https://t.co/vLAVKKoknN
— ダ・ヴィンチニュース (@d_davinci) December 6, 2019
1・4東京ドームの関心は、ウィル・オスプレイと高橋ヒロムのIWGPジュニアヘビー級選手権のみと語ったライガー。
なんとこの試合の勝者と、1・5東京ドームでシングルマッチを闘いと語っています。
『あくまでも、僕の希望は、ですよ。まだどうなるかはわからないです。
先ほど言ったように、1.4のカードは「過去の」新日本のジュニアの歴史を見せるカードなので、1.5は「これからの」新日本のジュニアを見せるカードにしたいんです。
1.4はベテランと言われている人たちがたくさん出てくるので、「わー懐かしい、みんな元気だね!」というふうに観てくれる人もいるけど、「今さらそれを見せられても……」って思うファンもいるはずで。
なので今(11月現在)、それも踏まえて1.5のカードを考えているところなんですよ。会社の案もあるだろうし、本当にまだ決まっていないんです』
引用:ダ・ヴィンチニュース
ライガーの引退会見で、スポーツ紙の記者を使って真っ先に対戦表明をしたヒロム。
『自分がライガーさんとやりたいです。伝えてください』
欠場だったヒロムにまずは怪我を治してからと相手にしなかったライガーですが、ヒロムへの期待は相当高いんだと思います。
だから、まずは焦らず怪我を完治させて欲しいという想いだったのでしょう。
IWGPジュニアヘビー級選手権の勝者と闘いたいというのはライガーの希望でしかありませんが、1・5東京ドームの引退試合で念願の鬼神ライガー戦が叶う可能性が出てきました。
ライガーはインタビューでレスラーに必要な“怒り”の重要性を語っています。
『アントニオ猪木さんは、戦う原動力は「怒り」なんだとおっしゃっていたんですよ。それがないとだめなんだと。
でも引退を決めて、僕のどこかに「最後までケガなくやれたら」というような甘い気持ちが生まれていたのかもしれない。
(鈴木選手との今回の抗争で)怒りが生まれたし、充実していました。だから、試合が終わった後で「ありがとな」と言った。
この気持ちのまま、1.4(イッテンヨン)、1.5(イッテンゴ)まで行くつもりです』
引用:ダ・ヴィンチニュース
ライガーと闘うにはまずオスプレイに勝つことが絶対条件。
しかし、その先には“怒り”を燃焼し続けるライガーと対戦できるかもしれません。
もしかしたら、東京ドームに鬼神が現れる可能性もあるでしょう。