1・5東京ドーム大会で行われたダブル選手権試合から5日経ち、あの時の怒りも冷静に向き合えるようになったファンも多いことでしょう。
勿論、あの時の怒りとは史上初の二冠王者に輝いた、内藤哲也の大合唱阻止。
東京ドーム大会でのKENTAの襲撃を勇気ある行動と認めたものの、史上初の二冠達成という価値を汚した点については、内藤も怒り心頭でした。
内藤がKENTAの暴挙について言及!
「メイン後に入ってくる、それは素晴らしい行動だよ。勇気のいる行動だと思うよ。でもそれをやっただけで、何でもかんでも認められてしまうほど、この伝説っていうのは、ヤワな伝説だったの?」
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 6, 2020
新日本プロレス史上初となったダブルドーム大会。
IWGPヘビーとインターコンチネンタルの勝者同士が2日目のメインを闘うことになっていたため、二冠戦の対戦カードは東京ドーム大会初日が終わるまで確定しませんでした。
史上初の二冠を見届ける為、デ・ハ・ポンの大合唱をする為に、内藤の2連勝を信じレッスルキングダムのチケットを購入したファンも少なくなかったと思います。
東京ドームのメインイベントでの勝利を、何年も何年も待ちわびたファンもあの会場にいたことでしょう。
誰も予想できなかったメインイベント終了後のKENTAの襲撃。
1・5東京ドームに訪れた約30,000人のファンの多くも、まさかの乱入に言葉を失ったはずです。
そして、この乱入劇の被害者が誰なのか、内藤自身が一番分かっていました。
『東京ドームでの大合唱を楽しみにしていた、まあボク自身もそうですし、会場に来て下さったお客様、テレビやインターネットで見てくれていたお客様。
レスラー内藤で言ったら、じゃあまた来年頑張ればいいよ?来年ドームで大合唱しようぜ?それでいいかもしれない。
でもチケットを買って、予定を空けてわざわざ来てくださったお客様にとっては、来年あなたは本当にドームに来れるかどうかそれはわからないわけですよね。
俺からしたらそれで来年やればいいけど、お客様にとってはそれは来年じゃない、やっぱり“いま”だったんですよ。
最近よくコメントで言いますよね。いまの俺を見て欲しい、いまを大事にして欲しい。いまを大事にしたい……。
そういう意味ではあのお客様にとっては大合唱を楽しみにしてくださったお客様にとっては非常に残念な結果でしたし、「KENTAふざけんな」ってなってることでしょうね』
引用:新日本プロレス
再び東京ドーム大会での大合唱の機会は、一体いつになるのか。
次、いつ訪れるか分からない貴重なチャンスだっただけに、最後までデ・ハ・ポンと叫べなかったファンにとって悪魔の一夜になったはずです。
大合唱はできなかったものの、IWGPヘビーとインターコンチネンタルの両ベルトの同時戴冠を達成したイッテンゴは、伝説の一夜になったと思います。
数日経って冷静になって考えると、あの日大合唱を行っていては勿体なかったのではないかと思えてきました。
1月5日現地にいた私を含め、次東京ドームでの大合唱に立ち合うことができなければ悔いが残ることでしょう。
それでも東京ドーム初の大合唱は、30,000人では勿体ないと思うのです。
2日連続で行われた東京ドーム大会の動員数は、合計70,000人を超えました。
来年以降、単発の興行なら4万人は超える動員を見込めるはずでしょう。
満員に見えた景色も、開放した外野席は殆ど埋まりませんでした。
※写真右側が外野席
最後まで出来なかった『デ・ハ・ポン』の大合唱。
次回以降、内藤哲也の試合がメインイベントと発表されれば、大合唱をする事を目的に東京ドーム大会のチケットを購入するファンも大勢増えることでしょう。
5万人を超える可能性もあるし、それ以上かもしれません。
やはりもっと多くの観客の前で、東京ドームの大合唱をやって欲しいという欲が出てきました。
史上初の二冠達成という伝説を創れた、2020年の東京ドーム大会。
次の伝説は超満員のドームでの大合唱しかないでしょう。
結果的にKENTAの乱入のお陰で、3万人以外のファンに再び会場で大合唱をするチャンスが訪れました。
次の大合唱は、2度目の伝説を創る大会になるでしょう。
次こそは、ロスインゴのメンバー全員を呼んでの大合唱を期待します。
会場の広い東京ドームにおいて、ユニットメンバー全員集まるのは時間がかかるかもしれません。
それでも多くファンは大合唱後の「グータッチ」も見たいたずです。
初観戦となった東京ドーム大会。
大合唱お預けで、もう一度行かなければならないという使命感が生まれました。
超満員の観客が叫ぶ「デ・ハ・ポン」の大合唱は、どんな空間なのか…
外野席も観客で埋めつくされた東京ドームで、大合唱してみたいという新たな夢が生まれました。