鈴木みのるが引退前の獣神サンダーライガーと闘いたい理由

“独り言考察”



れだけキレた獣神サンダーライガーを見たのは、いつ以来でしょうか。

神戸大会で鈴木みのるにマスクを剥がれたライガーは、試合後マイクを取り観客の前でこう宣言しました。

『オイ、鈴木!! お前は越えちゃいけねぇラインを越えたぞ、コラ! 俺は、ここ最後、鹿児島、このあとはもうなにもねぇんだよ。

ファンの前で、だからこそ敢えて約束するぞ!

この代償…鈴木の首、獲ります!

引用:新日本プロレス

 

バックステージでも怒りが収まらないライガーは、9・22神戸大会で鈴木みのるとのシングルマッチを要求。

 

怒れる獣神に、多くのファンが鬼神ライガーの登場を期待しているのではないでしょうか。

 

遡ること23年前。

1996年10月20日のグレート・ムタ戦。

シルバーのコスチュームで闘ったライガーは、試合途中ムタにマスクを破られます。

そのマスクの中から現れたのが、白ベースに赤と黒のペイントを施した“鬼神ライガー”降臨の瞬間でした。

 

ちなみに鬼神ライガーは、2012年の6・16大阪大会で行われたIWGPジュニアタッグ選手権にも姿を現しています。

直前の後楽園ホール大会で挑戦者のタイチにマスクを破られたライガーは、タイトルマッチにシルバーのコスチュームとマスクで登場。

この試合でもライガーのマスクに手を懸けたタイチ。

怒れるライガーのマスクの中から現れたのは、白くペイントをした鬼神ライガーでした。

 

実はこの試合、NJPW WORLD(ライブ&オンデマンド配信)で視聴可能です

鬼神ライガーをどうしても見てみたいと言う方は、こちらからご覧になれます。

ただし、今の新日本より刺激が強いのであまりお勧めはできません。

※特に小さなお子さんの視聴は控えてください

 

今シリーズ、ライガーと鈴木みのるの試合は神戸大会を残すのみです。

怒りが頂点に達したライガーが、いつも通り試合に臨むとは思えません。

ただし、それが鬼神ライガーで登場するかどうかは疑問が残ります。

多くのファンが鬼神ライガーを期待しているかもしれませんが、鈴木みのる本人は違うライガーと闘いたいのではないでしょうか

 

 

木みのるとライガーのシングルマッチと言えば、2002年の総合ルールでの一戦でしょう。

当時の経緯はここでは触れませんが、この時のライガーのコスチュームは上半身裸で、ツノの無い最低限の装飾マスクを被って試合をしました。

私の認識ではこの姿のライガーを「バトルライガー」だと思っています。

 

恐らく、鈴木みのるにとっての“プロレスラー”獣神サンダーライガーは、2002年のバトルライガーなのでしょう。

鈴木みのるは、自身が知っている最も強いライガーと闘いたいんだと思います。

 

 

、鈴木みのるがライガーの引退を惜しんでるとは思えません。

あくまで主観ですが、どうしても花を持たせたいとは考えられないのです。

プロレスがしたくても闘えないレスラーがいるのに、自分の意志でリングを降りるライガーに「引退おめでとう」など鈴木みのるは言うでしょうか

引退するまでに偉大なレスラーと闘いたいと思う選手が大半だと思いますが、鈴木みのるの感情は真反対なんだと思います。

 

恐らく、4・22後楽園大会のバックステージで語った言葉がリアルな気持ちでしょう。

いや、ライガーに対する全ての言葉が鈴木みのるの本音なのかもしれません。

『みんな、この後楽園に来た客はあったか~い気持ちで「最後のライガーを、あったかく送り出してやろう」。

ハハッ、優しいなぁ、後楽園に来てる……バカどもは! 

ライガーはなぁ、“脱落者”だ! そう、生存競争激しい、このプロレスの世界で生き残れなかった……いやいや、生きる力を失った、だからやめてく、だから消えてく! 

ニヤニヤ笑って、楽しそうにやめようとしてんじゃねぇよ。俺がトドメ刺してやる。

フフッ、オマエ言ったな、ケンカなんだろう? オイ、ケンカって意味分かってるか? オイ、いつまでそんなカッコしてんだ? いつまでお高くとまってんだ、獣神サンダー・ライガー! 口では何とでも言う、「おう、いつでもやってやる!」「いつでもやってやる!」「いつでもやってやる……会社が決めるから」。

オイ、何年やってんだプロレス。オイ、そこのチビ。オマエで、世の中を動かせ。俺はそうやって生きてきた』

引用:新日本プロレス

 

仮に2人のスペシャルシングルマッチが組まれたとしても、決して感動的な試合にはならないと思っています

鈴木みのるがライガーにトドメを刺す為に闘う。

それ以上でも、それ以下でもない気がしています。