新日本プロレスのオンデマンドサービス“ワールド”でALL INが配信される4時間程前、クリス・ジェリコの独占インタビューが公開されました。
クリス・ジェリコ「俺にはやりたいことがいっぱいあったけど、“新日本プロレスでのベルト奪取”がその一つだったことは間違いない」
☆スマホサイトでも直撃インタビュー!
※インタビュー序盤をWEBで無料公開!https://t.co/PS7dIIcGDr #njpw pic.twitter.com/ZKhNhfHQOG— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 3, 2018
ちなみにこのインタビュー、今年の6・9大阪城ホール大会翌日に行われました。
つまり、内藤哲也からインターコンチのベルトを奪った翌日のインタビューです。
全編視聴した中で、いくつか驚く発言がありました。
▪︎日本には可能性しかない、だから日本で闘う
▪︎新日本で闘いたい相手が沢山いる
▪︎インターコンチのベルトを獲得したことを、とても真剣に受け止めている
インターコンチのベルトに対して、念願の獲得であり純粋に喜んでいるということ。
そして、白いベルト(インターコンチ)を大切にしています。
以前、このブログでベルトを返上する可能性について述べました。
この考察の理由は、ベルトに対し思い入れがないと思っていたから。
無理に防衛戦を行うより、タイミングとインパクトを重要視しているんだと思っていました。
しかし、ジェリコにとって念願のベルト獲得であれば、前言を撤回しなければなりません。
つまり…
10・9両国でインターコンチの防衛戦の可能性があるということ
ベルトの防衛ルールにのっとれば、12月9日まで防衛戦を行わなければなりません。
いずれも試合の前後は、FOZZYのライブを控えています。
しかし、過密なスケジュールでも必ず対戦相手を襲撃することでしょう。
FOZZYのHPでツアーのスケジュールと、新日本の主な大会のスケジュールを比べたところ…
FOZZYスケジュール
9・5~9・29 FOZZYのツアーあり
9・30~10・5 FOZZYのツアーなし
10・6 Rock Allegiance – Camden, New Jersey
10・7~10・14 FOZZYのツアーなし
NJPWスケジュール
9・7、9・8 後楽園ホール
9・15 広島
9・17 大分
9・23 神戸
9・30 カルフォルニア州ロングビーチ(ロサンゼルス)
10・8 両国国技館
このスケジュールを見る限り、日本で襲撃する可能性は物理的に低いようです。
では、9・30ロサンゼルス大会ではどうでしょう?
同じアメリカ大陸なら、FOZZYのツアー翌日であっても移動することは可能なのではないでしょうか?
ちょっと調べてみました。
9・29フロリダ州のフォートローダーデールで行われるFOZZYのツアーは19:00から。
ライブが何時まで行われるかわかりませんが、その日中の移動は困難です。
翌日のロサンゼルス大会は17:00開始。
試合当日の移動なら可能か?
フロリダ州とカルフォルニア州は、アメリカ大陸の東と西です。
つまり、4000キロ以上あるアメリカ大陸を横断するということ。
ちなみに、北海道から沖縄まで約3000キロ。
一見、当日の移動は困難に思えました。
しかし…
9月30日の当日の朝、デルタ航空でフォートローダーデール国際空港からロサンゼルスのロングビーチ空港まで移動可能な便がありました。
移動には8時間かかりますが、時差の関係で当日お昼には会場の最寄り空港まで到着します。
これなら、前日深夜までライブで盛り上がっても、翌日のアメリカ大陸横断が可能ということがわかりました。
あとは、クリス・ジェリコがそこまでやるかどうか?
恐らく…
絶対やるでしょう
『試合当日にアメリカ大陸横断なんてできるわけないだろ』という壮大な前振りを見たいです。
ALL INのケニー襲撃は、自身のクルーズイベント宣伝の意味合いが強かったと思います。
勿論、ALL INを盛り上げる為でもありますが。
両国大会を盛り上げるためにも、ロサンゼルス大会での襲撃に期待したいと思います。
では、両国での対戦相手は誰になるか?
インタビューではオカダカズチカ、棚橋弘至、ケニー・オメガとの防衛戦に興味を持っていました。
勿論、前回闘った内藤との再戦も楽しみにしています。
その中でも、もっともジェリコが多くを語ったレスラーは…
EVIL
ジェリコ『あの行為によって俺を怒らせたぞ。
しっかりとこの借りは返させてもらうし、彼が昨日何をしたかという事は絶対忘れない』
引用:NJPWWORLD
このインタビューが公開された直近で(1か月以内)EVILを急襲することに疑問も残りますが、襲撃するなら凝りに凝った演出を期待しています。
いずれにしてもジェリコが日本に興味を持ってくれたことで、いろんな可能性が広がりました。
直近で行われるだろうインターコンチの防衛戦以外に、来年東京ドームや新日本の海外興行に登場する可能性だってあります。(アメリカでALL INに参加した実績を作った為)
そして、このインタビューにそれぞれのレスラーがどんな反応を示すのかも注目となるでしょう。
反応が難しいな( ̄(工) ̄) #njpw pic.twitter.com/r61YN8eoNJ
— 棚橋弘至 (@tanahashi1_100) September 3, 2018