昨日12時過ぎ、キャスターの元井美貴さんから情報解禁のお知らせがありました。
今回は元井さんも参加にされたそうです。
本日行われた2018年度東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」選考会に参加致しました。明日12.13(木)午前6時に情報解禁となります。 #プロレス大賞
— 元井美貴 Miki Motoi (@motoimiki) December 12, 2018
予告通り、本日朝6時00分に東京スポーツ新聞社制定『プロレス大賞』の受賞者が発表になりました。
各賞受賞者はご覧の通りです。
あくまで新日本プロレスファンの目線で、各賞の受賞について考えてみました。
最優秀選手賞(MVP)
棚橋弘至
棚橋弘至が4年ぶり4度目『プロレス大賞』MVPを受賞!
喜びの会見をYouTubeで公開!!https://t.co/GtHOOF8IxJ#東スポ #プロレス大賞 #njpw #goace #MVP pic.twitter.com/3jTqr0e1aZ— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 13, 2018
ノミネートには新日本から3人選ばれました。
棚橋弘至、オカダカズチカ、ケニー・オメガ。
1回目の投票で、23票のうち18票を集め4年振りにMVPを獲得しました。
リング内外で活躍した功績は、文句無しの選出でしょう。
一方、残念だったのがノミネートにジェイ・ホワイトの名前が無かったこと。
今年1年、リングの上で話題を作り続けてきたレスラーはこの男しかいません。
今回ノミネートされなかったことに対し、どんな暴言が聞けるのか…
ノミネート候補3人とも新日本プロレスの選手だったことを考えると、今年1年も素晴らしいプロレスを見ることができたんだと改めて実感します。
最優秀タッグ賞
諏訪魔&石川修司(全日本プロレス)
2年連続受賞となった最優秀タッグ賞。
2位だったロスインゴに大差の圧勝だったということもあり、新日本の選手にとってこの賞を受賞することはもっとも高いハードルかもしれません。
新日本が最後に受賞したのは2010年。
実に8年間手の届かない賞になっています。
新日本がこの賞を受賞するには、まだまだタッグの価値を上げないといけないということでしょう。
逆に考えれば、もっと新日本のタッグは面白くなる伸び代があると言えます。
殊勲賞
丸藤正道(NOAH)
現在は怪我で欠場中とのことですが、今年は全日本プロレスのチャンピオンカーニバルに初出場で初優勝を果たしています。
時間さえあれば新日本以外のプロレスも見たいと思えるほど、今の日本のプロレス会は充実しているのかもしれません。
またいつか、新日本にもスポット参戦してくれることを期待しています。
敢闘賞
清宮海斗
週刊プロレスでよく名前を見かけますが、22歳でこの活躍は凄いと思います。
選手層の厚い新日本で若手がチャンスを得ることはなかなか難しいですが、他団体の選手のこの受賞に感化されることでしょう。
技能賞
内藤哲也
LOS INGOBERNABLES de JAPON
RFGP
(Restaurante Familiar Gran Premio)https://t.co/xox85a3BEa— 内藤哲也 naito tetsuya (@s_d_naito) December 13, 2018
今回のこの賞を内藤哲也が受賞できたことは、新日本への貢献度を評価されたのかなと思っています。
1年間でベルトを巻いた期間は、インターコンチを獲得した約1ヶ月。
NJCも1回戦敗退、G1も2年連続決勝戦に進出することは叶いませんでした。
内藤にとって我慢の1年だったのかもしれませんが、海外遠征で新日本の魅力を広げたり、試合がないのに会場を訪れたり、今できることを実行した内藤の献身を感じる年でした。
それでも秋には6人目のパレハこと“鷹木信悟”を招き入れ、来年からの巻き返しに期待がかかります。
女子プロ大賞
藤本つかさ
新人賞
林下詩美
そしてベストバウト賞を獲得したのは…
年間最高試合賞
6・9大阪城ホール大会
オカダカズチカ vs ケニー・オメガ
IWGPヘビー級選手権試合が、史上初の無制限3本勝負で行われたこの試合。
国内外問わず、この死闘に熱狂したファンは多かったと思います。
この賞の選考に対しては、それぞれのファンの意見も別れるかもしれません。
G1の決勝である棚橋 vs 飯伏の試合に最も感動したファンも多いでしょう。
それでも、オカダとケニーの試合が選ばれたことは、新たな歴史を作ったと評価されたのかもしれません。
改めて当時の試合を振り返ると、やっぱりオカダカズチカとケニー・オメガにしかできない“分り易さ”と“説得力”がある死闘だったと思います。
恐らく、試合をする前からこのタイトルマッチがプロレス大賞にノミネートされると思った方も多かったでしょう。
ある意味闘う前からプロレス大賞受賞を義務付けられた、高いハードルの試合だったのではないでしょうか?
ところで、来年4月6日はニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、新日本とROHの合同興行が行われます。
歴史的な興行になることが予想されますが、この試合のメインイベントも世界が讃える試合にする必要があります。
海外戦略にも力を入れる新日本にとって、この試合は世界に迎合していいカードを作るべきです。
つまり、この試合に出場する選手は…
ケニー・オメガ or オカダカズチカ
勿論、お互いが再度闘うというのも一つの選択肢です。
または、ゴールデン☆ラヴァーズとしてタッグの試合を組むことも、ケニーと飯伏が闘うことも、オカダがシングルマッチを行うことも選択肢のひとつでしょう。
この2人を軸としてメインイベントを決めることが、世界に響く試合になるんだと思っています。
結局何が言いたいかと…
ケニー・オメガは新日本に必要な選手だということ
今年は棚橋のイデオロギー論争の煽りをうけ、ケニーへ不信感を抱くファンも多かったでしょう。
年間通してシリーズに参戦する時間も少なかったかもしれません。
それでも過去の歴史を振り返れば、新日本に対してのケニーの貢献は大きいと思います。
もしかしたら、将来的は新日本からいなくなるかもしれません。
ただし、その前に“約束”を果たすべきだと思っています。