プロレスリング・ノアの拳王が語ったという“重大発表”の内容とは…

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ロレスリング・ノアの3・29後楽園ホール大会の通常興行が無観客試合に変わってショックを受けたファンも多いと思いますが、2ヶ月先のビッグマッチも中止が発表されてしまいました。

 

今年に入り親会社が変わったプロレスリング・ノア(以下NOAH)にとって、ビッグマッチの中止は苦渋の選択でしょう。

本日開催予定だった横浜ラジアント大会も中止になり、収束が見えない状況にうな垂れる関係者も多いと思います。

しかし、新型コロナウイルスとの闘いはこれからが本番なのかもしれません。

 

東京都では都知事が平日の在宅勤務を呼びかけ、大企業だけでなく中小企業も在宅勤務をする動きが出ています。

 

平日はテレワーク、休日は外出自粛となってしまっては、プロレス団体の様な興行会社が通常興行を行うことなど不可能に近いでしょう。

今後は、大会中止と無観客興行の線引きに頭を悩ますことになりそうです。

 

新型コロナウイルスの影響で暗い話題が多い昨今ですが、週刊プロレスで隔週連載している拳王「明るいニュースがある」ことを予告しました。

 

このツイートの翌日には金剛への新メンバー追加が発表になっており、「明るいニュース=新加入メンバー発表」だと思ったファンも多いでしょう

新メンバーが誰なのか予想する時間は、試合が見れないファンにとって至福の時間となりました。

 

さらに、週刊プロレス4/1号では拳王が“重大発表”について語った内容が載ると予告も出ています。

 

ここで1つ疑問があります。

 

なぜ、“明るいニュース”から“重大発表”に変わったのか?

「明るいニュース」と「重大発表」では意味が異なってきます。

「明るいニュース=金剛の新メンバー加入」なのか、「重大発表=金剛の新メンバー加入」なのかは分かりませんが、この短い期間で発表できる何かが追加されたと考えるのが自然でしょう。

 

では、何が追加されたのか?

週刊プロレスが拳王に重大発表を語って貰ったとツイートしたのが、3月25日の21時頃。

同25日の夕方、全日本プロレスが外国人レスラー3人のチャンピオンカーニバル欠場を発表しました。

 

デイビーボーイ・スミスJr.は、直前まで来日準備を進めていました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で出国禁止か入国禁止になったのでしょう。

 

3選手の欠場で全日本プロレスの選択は恐らく2つ。

出場選手を減らしてチャンピオンカーニバルの公式戦数を変更するか、新たに3選手を補充するか

ただし、前者の場合欠場選手が奇数の為、調整が困難です。

しかも、サプライズ選出のスミスの欠場は痛手であり、同等以上のサプライズが必要でしょう。

 

拳王が週刊プロレスの記者に重大発表を語った日に、全日本プロレスがチャンピオンカーニバルの欠場選手を発表しているという偶然。

何が言いたいかというと、拳王の重大発表とは金剛の勢力拡大と他団体への侵略開始だったのではないでしょうか

つまり…

拳王のチャンピオンカーニバル出場

 

あくまで憶測に過ぎませんが、外国人レスラー3選手が来日できないことを知った全日本が、その穴埋めとしてNOAHに相談したのではないかと思っています。

既に杉浦貴が同大会への出場が決まっており、両団体の敷居は低くなっているでしょう。

同時に2選手も他団体に貸し出すことは痛手ではありますが、金剛に他団体から新加入選手が入るなら穴埋めになりますし、そもそも新型ウイルスの影響でNOAHが通常興行を開催できるかも分かりません。

 

ピンチをチャンスに変えるには想像力が不可欠です。

プロレス業界の危機的状況に、今最もプロレスの話題を提供しようとしている拳王に期待してしまうのは、ファンも団体も一緒でしょう。

チャンピオンカーニバルが無事開催されること、拳王の重大発表がサプライズ出場であることに期待したいと思います。