歩みを止めない新日本プロレスが、所属選手達による『再開の日まで一緒に頑張ろう!』というメッセージ動画を配信しました。
新日本プロレスは歩みを止めない!
再開の日まで一緒に頑張ろう!
選手たちの想いがこめられたメッセージ動画が完成!
棚橋弘至&飯伏幸太&真壁刀義&本間朋晃編はこちら
⇒https://t.co/eT8xYxnPvr#njpw pic.twitter.com/mNm7uiBpOj— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) May 20, 2020
メッセージを発信したのは、新日本プロレスの本隊の選手12人。
新日本が通常興行を再開できるのは、恐らくまだ先の話しでしょう。
それぞれできる事は違うかもしれませんが、新型コロナウイルスの完全収束に向け一緒に頑張るという一致団結が図れたと思います。
今回の選手によるメッセージ動画以外に、選手が自ら選出する「俺のベストフィニッシュ」や「俺のベスト入場」の最後でもファンへのメッセージを発信しています。
最近公開された鈴木軍のエル・デスペラードの「俺のベスト入場」もその一つです。
怪我からの復帰戦である10月14日両国国技館大会を「ベスト入場」に選んだデスペラード。
「BEST OF THE SUPER Jr.」(以下BOSJ)開催直前のGWに行われたタカタイチマニアで怪我をしたデスペラードは、約5ヶ月振りとなった試合で着た入場コスチュームについて語りました。
『あの時の恰好はワイシャツにベストで入ってんだよ。理由を知らない人間からしたら、夏休み明けの高校生の「経験したんだなぁ」みたいなそういう感じに映ったかもしれないけど、勿論違う。
うん、理由があんだよ。欠場するキッカケとなった試合が葛西純とのシングルマッチだった。葛西純ってのは凄いぞ。デスマッチのカリスマって呼ばれてるけど、あれはデスマッチだからカリスマなんじゃない、普通にプロレスやってもカリスマだ。やったら分かったよ。スゲー男だ。
ビッと決めるときはワイシャツにベストだったり、もっとキメる時は白パーカー、その時だけのっていうのもあるんだけど、白いコスチュームっちゅうのは俺はたまに使ってたから、勿論それも腹キマッた時にしか使わねぇんだけどな、葛西純とやるんだったら白でもって思ったんだけども、でもここでしか使えねって思ったから、あの恰好“ワイシャツにベスト”で入ってったんだ。』
引用:新日本プロレス
両国での復帰戦はあの葛西戦で着ていたワイシャツとベスト。
いや、正確には葛西純と闘った時付いた血痕が残ったままのワイシャツとベストでした。
そして、デスペラードは復帰戦であの格好をして入場した理由を、『誰かに届ける為のメッセージ』だったと語っています。
『復帰する時、あの試合の続きじゃないんだけど、あの試合で一回途切れたモノをもう一回繋げられるかなっていうよく分かんない、俺も自分で言っててよく分かんないだけど、誰かに届くかなっていうメッセージがあったんだよな、うん。ていうことは覚えてんだよ。でも、葛西純になのか、俺になのかはよく分かんない何かこの試合はこの格好じゃなきゃダメだなっていう何かが降りてきた試合であった。ただ理由は分からない』
引用:新日本プロレス
デスペラード本人は誰に届けたいのか分からないと述べましたが、多くのファンにはそのメッセージが届いていたんだと思います。
“帰ってきたぞ”
勝ち負けだけがすべてではないプロレスにおいて、レスラーそのものが持つ魅力は絶対に必要だと思います。
満を辞しての復帰戦だったデスペラードですが、怪我をする前より更にオーラを纏っていたと感じたのは私だけではないでしょう。
あの入場に対するファンの期待値、新日本ジュニアでの更なる活躍を楽しむにするばかりです。
恐らく、数日内に全都道府県で緊急事態宣言が解除されるでしょう。
しかし、新日本プロレスが観客を入れての通常興行再開はまだ先の話しになると思います。
今はまだ我慢の時。
可能な限り家で過ごすことが、プロレス再開の一番の近道です。
多くの方に見て貰いたいデスペラードの「俺のベスト入場」でしたが、動画の最後にファンへ向けてのメッセージを発信してくれました。
『印象に残った話をしたけど、この後に今この状況のお客さんに何かメッセージを的なこと言われてんだけど…
家にいろ。
貴様らが外に出て感染して広がっていく間は興行ができないんだから、迷惑だ。家で(新日本プロレス)ワールド見てろ。以上』