先日、NJPW STRONGで配信されたロサンゼルス大会「NEW JAPAN SHOWDOWN」。
メインイベントに登場したのは、久しぶりにNJPW STRONGに帰ってきたゲイブリエル・キッドでした。
WELCOME BACK to STRONG, Gabriel Kidd!
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— NJPW Global (@njpwglobal) November 6, 2022
ゲイブといえば、コロナ禍の中、母国に帰ることができず精神的に病んでしまった犠牲者のひとりです。
孤独と闘う日々に疲れたゲイブは、約5ヶ月間姿を見せることはありませんでした。
もしかしたら、新日本から離れてしまうかもと思った方も多かったでしょう。
復活を果たした後も、今年2月にも再び休養を取ることとなったゲイブ。
英国大会「ロイヤルクエストII」でヤングライオン卒業を果たした姿を見れた際は、多くのファンが安堵し、心の中で『お帰り』と呟いたことでしょう。
次期シリーズではアレックス・コグリンをパートナーに「ワールドタッグリーグ」初出場を果たし、久しぶりに日本に戻ってきます。
ゲイブの活躍を期待する以上に、元気な姿を見られることを嬉しく思います。
遂に復活を果たしたゲイブですが、コロナ禍で孤独な日々を支えてくれた棚橋との一戦は感慨深いものがあったのでしょう。
バックステージでは恩人と言える棚橋への感謝の言葉を口にしました。
Saturday night on #njpwSTRONG, Gabriel Kidd made an emotional return to Saturday nights to push Hiroshi Tanahashi to the limit- watch his comments backstage! pic.twitter.com/xNZNnWNLHP
— NJPW Global (@njpwglobal) November 7, 2022
ゲイブ『自分の持てるものはすべて出し尽くした。リング上で棚橋弘至を倒すはずだった。自分自身でもそのことを確信していたが倒すことができなかった。俺が言えるのはそれだけだ。あの人はハリウッドの観客やワールドで見ているファンだけじゃなく、世界に向けてなぜ自分がエースであるかを見せつけた。(日本語で)タナハシサン、アリガトウゴザイマシタ。 俺が自分自身を信じられなくなったときに、あなたは俺のことを信じてくれた。俺はそのことを絶対忘れはしない。今日の俺たちの試合はただの1試合かもしれない。俺はもう1度あなたと日本で闘いたい。あなたが決められることではないことはわかっている。だけど俺はここで宣言する。棚橋弘至 vs ゲイブリエル・キッドを日本でやりたいんだ。あの人は俺にネバーギブアップの本当の意味を教えてくれた。俺は絶対に忘れない。(日本語で)アリガトウ』 引用:@njpwglobal |
もしかしたらゲイブにとって棚橋弘至という存在がいなければ、プロレスラーを続けられていなかったかもしれません。
それだけ棚橋という存在は絶対なのでしょう。
いつか恩人である棚橋を越えるためにも、ゲイブには諦めることなく突き進んで欲しいと思います。