今年の東京ドーム大会以降、IWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルの二冠戦が続く新日本プロレス。
この状況に嫌気が指したオカダカズチカは、IWGPヘビーのベルトに対し『可哀想』とコメント。
いつまで二冠でのタイトルマッチが続くか分かりませんが、この状況が変わるまでオカダが新日本の最高峰奪還に乗り出すことはないということでしょう。
更に二冠に興味がないというオカダが、賛否両論の“否”が出るかもしれないというアイデアを提案しています。
『そんなもんに興味はなくなったんで、1個、面白いことやろうかなと。アイデアは出てきてるんで。ま、それを、会社がのんでくれるかそうか、わからないですけどね。ま、でも、面白い……
昔からの新日本プロレス見てた人、昔からの新日本プロレスいた人……もしかしたら“否”(ぴ)が、賛否両論の“否”が出るかもしれない。そんな面白いこと、皆さん期待しといてください』
引用:新日本プロレス
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— njpwworld (@njpwworld) July 26, 2020
このアイデアに対し具体的な内容は言及しませんでしたが、ヒントは口にしています。
▪昔からの新日本プロレス見てた人
▪昔からの新日本プロレスいた人
▪賛否両論の“否”が出るかもしれない
▪会社がのんでくれるかわからない
「昔からの新日本プロレス見てた人」とは、いわゆるオールドファンということでしょう。
「昔からの新日本プロレスいた人」とは、昔から新日本にいる関係者ということかもしれません。
オールドファンと新日本関係者から賛否両論の“否”が出るかもしれない事で、面白いことだけど会社がのんでくれるか分からない事とは一体なんなのか?
出戻りではありますが、私自身を分類するならオールドファンの1人に数えられるでしょう。
当時の私なら、新日本のトップレスラーが重要なシリーズを休んで他団体の大会に参加したら嫌がるかもしれません。
もしかしたら、オカダが言う“否”が出るかもしれないアイデアとは…
G1クライマックスを欠場して他団体のシリーズに出る、というアイデアなのではないでしょうか。
次期シリーズ「SUMMER SURUGGLE」の最終日は、8・29名神宮球場大会です。
その半月後にはオリンピックの影響で9月にスライドしたG1クライマックスが行われる予定になっています。
そして今年は同時期に全日本プロレスの「チャンピオンカーニバル」と、プロレスリング・ノアの「N-1ヴィクトリー」が開催予定です。
G1クライマックスに出場するということは、当然優勝を目指すことになるでしょうし、オカダなら優勝候補筆頭になるでしょう。
もし優勝すれば、来年の東京ドーム大会で二冠戦を闘うことになると思います。
本人が望まない二冠戦を闘う可能性がでるなら、プロレス会を盛り上げる為にG1を欠場し他団体のリーグ戦に出場するという可能性もあるのではないでしょうか。
しかも、他団体で“レインメーカー”の名を出しオカダを意識しているレスラーがいます。
プロレスリング・ノアの若きエースである清宮海斗です。
NOAHの清宮は有言を実行する力があります。
武藤敬司と闘いたいと口にした清宮は2度のタッグマッチを経て、8月のビッグマッチで武藤とのシングルマッチが決定しました。
武藤との闘いの後には再びレインメーカーを口にすることでしょう。
オカダがG1を欠場し代わりにNOAHからレスラーが参戦となれば、賛否両論意見が出ると思います。
よりオールドファンの方がアレルギー反応を示すと考えても、不思議ではないでしょう。
更に、NOAHの運営陣の実質トップは、元新日本プロレスの社員である武田執行役員です。
古株の新日本関係者の中には嫌がる人もいるかもしれません。
もしオカダがN-1やチャンピオンカーニバルに出場となれば、面白いアイデアと言えるでしょうが賛否の“否”は当然巻き起こると思います。
あくまで私の予想に過ぎませんが、ここまでは昨日の後楽園ホール大会前に考えた予想です。
最新のオカダのコメントを読む限り、この予想は“ハズレ”ということでしょう 。
オカダ「Twitterでみんな色々と予想をしてくれてるけど、誰一人正解がいないんだよね。別に誰かを呼ぼうとか、何か他の団体の人間とやろうとか、全然そういう訳じゃないんで。俺らが今、シッカリやらないといけないのは新日本を盛り上げないといけないこと」(続く)https://t.co/y9rnImB8bm#njsst pic.twitter.com/9b0PNfhboL
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 26, 2020
オカダの言う「昔からの新日本プロレス見てた人」と「昔からの新日本プロレスいた人」から“否”が出るかもしれないこととは何なのか…
オカダから再び違うヒントが出たので、もう一度考えてみたいと思います。