団体最高峰のベルトが他団体所属選手に流出するのは2009年以来で、約15年振りの流出だそうです。
それが海外団体となればそれ以上か、団体としては初の危機的状況と言えるでしょう。
IWGP世界ヘビー級王座を初戴冠したジョン・モクスリーの初防衛戦の相手は成田蓮で決定的であり、その防衛に成功した際は海野翔太が挑戦を表明しています。
シカゴ大会でIWGP世界ヘビーのベルトを落としてしまった内藤哲也は、帰国後すぐに取材を受けると、2連敗となってしまったモクスリーへのリベンジを誓いました。
もちろん2連敗となったモクスリーへの雪辱も大きなテーマとなる。「ベルトあるなしにかかわらず、リベンジしたい気持ちはものすごくありますね。今回に関しては、タイトルマッチをもちかけたのは俺ですから。もしモクスリーとやる機会があるのであれば、彼の指定する場所に乗り込んでいく覚悟もありますよ」と言い切った。 引用:東スポWEB |
今回の状況は新日本プロレスの最高峰の王座にAEWの選手が挑み戴冠したことになります。
新日本にとって非常事態と言える状況ですが、幸いモクスリーは日本のシリーズに参戦するかもしれないという海外メディアの情報もあります。
IWGP世界ヘビーをモクスリーが獲ったことによるメリット・デメリットは考えられますが、違う角度から見ると逆の状況が起こり得るチャンスと言えます。
逆の状況というと、新日本の選手がAEWのベルトに挑戦し同団体のベルトを獲得する可能性です。
これまでも棚橋弘至が当時MJFが持っていたAEW世界王座に挑む機会はありました。
もしかしたら、6月に開催される「Forbidden Door」で新日本の選手が挑戦するチャンスが巡ってくるかもしれません。
誰が挑むかによってAEWのタイトルを奪取できる確率は変わってくると思いますが、AEWの選手がIWGP世界ヘビーのベルトを奪取したのですから、その逆も十分ありあるでしょう。
その機会を狙う選手も出てくると思います。
まず最初の機会は6月の「Forbidden Door」になるでしょう。
残り2ヶ月半の間に、因縁を作りAEW世界王座へ挑戦するチャンスを得なければなりません。
「Forbidden Door」では無理だとしても、虎視眈々と同王座を狙う選手がいて欲しいですし、アピールして欲しいものです。
果たして、新日本プロレス所属選手がAEWの同王座を獲得する日がいつになるのか…