私にとって2月4日以来の観戦となったプロレスリング・ノア(以下NOAH)の8・20後楽園ホール大会。
約半年振りとなるNOAH生観戦を楽しみにしていましたが、少し不安もありました。
8・4後楽園ホール大会でGHCナショナル選手権、8・5後楽園ホール大会でGHCヘビー級選手権、そして8・10横浜文体で二冠戦と立て続けにタイトルマッチを行ったNOAH。
GHCナショナル選手権が行われた後楽園ホール大会は、期待値とは裏腹に空席が目立っていました。
後楽園ホール大会が連日続いたといえ、タイトルマッチで空席が目立ったということは、タイトルマッチのない平日の後楽園ホールはもっと空席が目立ってしまうのか…
そんな私の心配は無用でした。
南側の両サイドに空席はあったものの、このコロナ禍の状況でも多くのファンが足を運んだNOAH後楽園ホール大会は、次に向けての期待値が高かったのでしょう。
8・30カルッツかわさき大会で行われる2つのタイトルマッチの前哨戦と、来月のN-1ヴィクトリーに出場する選手がどんな自己主張を繰り広げるのか。
観戦写真は既にTwitterに挙げているので、気になる方はご覧ください。
8・20後楽園ホール大会
『GO FOR IT ! 2020』
GHCナショナル王者 拳王
フォロワーさんはご自由にお使いください。
#noah_ghc pic.twitter.com/Dp6bceEl7X— -プロレスblog (@tope_tokyo) August 20, 2020
HAYATAに裏切られた元ラーテルズですが、8・10横浜文体でタダスケの裏切りにより2人になってしまいました。
タダスケに関しては裏切るというより元ラーテルズに嫌気がさしたのかも知れませんが、8・22新木場大会昼興行で金剛入りを表明。
かなり意外な展開でしたが、新木場夜興行では7人での金剛ポーズを披露しています。
今日から金剛のタダスケや。
拳王、マサ、稲村、征矢、仁王、覇王
よろしく#noah_ghc#金剛 pic.twitter.com/lzkWfV9wa0
— タダスケ (@td777sk) August 22, 2020
このタダスケの金剛ですが、Twitterではもう1人加わるのではと憶測が広がっていました。
向かって征矢学の右側に立ったタダスケですが、左側にスペースがありもう1人いた方がバランスがいいのではないかとのこと。
確かに今のままでは不自然な感じもします。
現NOAH所属選手から1人加わるのか、所属外から加わるのか…
ユニットの入れ替わりが激しいイメージのあるNOAHジュニアですが、タダスケが金剛に入ったことにより各ユニットのバランスが良くなりました。
スティンガー | 小川良成、鈴木鼓太郎、HAYATA |
フルスロットル | 小峠篤司、大原はじめ、吉岡世起 |
金剛 | 覇王、仁王、タダスケ |
杉浦軍 | NOSAWA論外、カズ・ハヤシ、ケンドー・カシン |
元ラーテルズ | 原田大輔、YO-HEY |
元ラーテルズから金剛に1人移動になっただけですが、原田とYO-HEYが誰かとユニットを組めば各ジュニアユニットが全てトリオになる可能性があります。
個人的に1人にジュニアで気になる選手がいます。
否、ジュニアに階級を下げるのではないかと予想する選手がいます。
それは…
元WRESTLE-1の稲葉大樹
これは8・20後楽園ホール大会で撮影した稲葉の写真です。
TVマッチに出場した際は気が付きませんでしたが、以前よりかなり身体を絞っていました。
清宮海斗とタッグを組んでGHCタッグのベルトを狙うものだと思っていましたが、もしかしたら一度ジュニアに階級を下げNOAHでの闘いをスタートさせるのではないかと予想しています。
そもそもW-1のエース級の稲葉が、なぜN-1ヴィクトリーにエントリーされないのか疑問に思っていました。
N-1は厳選されたメンバーですが、稲葉の出場を期待していたファンもいたことでしょう。
NOAHに加わったタイミングも遅かったので仕方がないと思っていましたが、ジュニアに階級を下げるのなら全て納得がいきます。
昨年、金剛が生まれ、今年はM’s alliance(エムズ アライアンス)が誕生しました。
ユニット化が進むNOAHにおいて、もしかしたらまた新しいユニットが誕生してもおかしくないと思っています。
メンバーは清宮海斗、谷口周平、稲葉大樹、原田大輔、YO-HEYの5人。
稲葉がジュニアに階級を落とせば、NOHAジュニアに存在する5つのユニットはすべて3人体制になります。
コロナ禍の影響で今年はまだ「GLOBAL Jr. TAG LEAGUE」が開催されていません。
ただ3人体制が多い今のNOAHジュニアは、メンバーの増減がなければ開催は難しいのではと思っていました。
もし、稲葉がジュニアに階級を下げ原田とYOーHEYとタッグを組むなら、10月以降3人チームによるタッグリーグが開催されるのかもしれません。
NOAHジュニア最強チームを決める闘いを見たいと思うのは、私だけではないでしょう。
8・30カルッツかわさき大会では、GHCジュニアヘビー級選手権に加えてGHCジュニアタッグ選手権も行われることになりました。
清宮、稲葉、谷口も3人でタッグを組みます。
もしかしたら、何か動きがあるかもしれません。
注目のかわさき大会ですが、ライブ配信されることを祈るばかりです。
(8月23日9:00現在、8・30カルッツかわさき大会は日テレG+にて9月4日(金)に録画放送予定)