NOAHがグローバルリーグから【N-1 ビクトリー】へ変化させる理由

プロレスリング・ノア




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予告通りNOAH後楽園ホール大会に行ってきました。

 

全日本プロレス同様に主力選手の名前しか分からず、試合もNOAH公式YouTubeチャンネルで少し見た程度です。

 

では、初観戦のNOAHはどうだったのか?

 

新日本に比べ、会場の入りは6〜7割

決してガラガラではないですが、まとまった空席がある状況に正直戸惑ってしまいました。

全日本に比べて大柄な選手もいなく、どうやって他団体と差別化を図るのか

もしかしたら、期待し過ぎてしまったのか…

 

答えは、NOです。

 

NOAHの美学に酔いしれました!

 

旗揚げ時からのイメージである緑を捨て、真っさらな白のリングに変えたのは、選手の試合が最大限に映えさせるためでしょう。

 

身体が大きくない分より激しく、時には感情を剥き出し、魂を削り合うような打撃戦にNOAHの美学を感じました。

 

NOAH公式YouTubeチャンネルで放送されたこともあり、普段見ない方も今回の興行を見た方は多かったでしょう。

来週から始まるグローバルタッグリーグの開幕戦ではなく、敢えて前哨戦最終日にYouTubeでライブ配信しました

昨日のブログで考察した通り、何か重大な発表があると思っていましたが、NOAHが発表した内容は“ある団体”を猛烈に意識した決意表明だったのではないでしょうか。

 

この日発表されたのは、昨年3年振りに開催されたジュニアのシングルリーグ戦『グローバルジュニアリーグ』の、4回目となる開催の発表。

そして、ヘビーのシングルリーグ戦『グローバルリーグ』の名称を『Nー1 VICTORY』に変更し、開催日も従来の10月、11月から8月に変更しました。

 

今回発表となった日程は、新日本プロレスを意識しているのではないでしょうか?

 

今年のグローバルジュニアリーグの開催は6・27後楽園ホールと、新日本のベストオブザスーパージュニアの翌月開催です。

Nー1 VICTORYの開幕は8月18日と、G1クライマックス終了直後に行われます。

 

新日本もNOAHも両方見るファンにとっては、意識しなくとも自然に比べてしまうのではないでしょうか。

特にヘビーのリーグ戦は名前も変え、優勝決定戦はNOAHとしては4年振りとなるエディオンアリーナ大阪(第一競技場)で行われます。

新日本を意識しているだけではなく…

 

G1に負けないリーグ戦を行うという決意表明

 

新日本の真似だという方もいるかもしれませんが、良いものを見習うことは悪いことではありません。

もし、このNー1 VICTORYKENTAの参戦が決まればG1に対抗できるリーグ戦になることでしょう。

NOAHにはそれだけ“顔”のある選手が揃っています。

あとは“外敵”となる魅力的な外国人レスラーを参戦させられるかどうか…

 

 

後に

今回発表されたNー1 VICTORYのスケジュールは、新日本の選手が参戦できる日程になっています。

9月のディストラクションシリーズ前半は欠場になりそうですが、日程だけで言えばあまり支障はありません

9割9分ないと思いますが、新日本から主力選手の参戦があればNOAHの新しいリーグ戦が盛り上がることでしょう。

個人的にはSANADAEVILが他団体にスポット参戦しても面白いと思っています。

 

過酷なG1を闘った後、新日本が他団体のリーグ戦に参戦を許すことはないでしょうが…