記念すべきG1クライマック30回大会を制したのは、初優勝を狙うSANADAを破った飯伏幸太でした。
「ボクは本当の神になる!」
35分越え大激戦!
最後は、飯伏がSANADAをカミゴェで撃破!史上3人目の“『G1』2連覇”達成!!
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 18, 2020
コロナ禍の影響で開催も危ぶまれた今年のG1クライマックス。
観客動員もいつもの半分以下、声援も送れず拍手でしか応援の気持ちを贈ることができなかった環境下で、会場に訪れたファンも心苦しい時間が続いています。
いつ元に戻るか分からない状況で過酷なリーグ戦を乗り切った選手達は、ファンにとっても希望の光でした。
開幕戦でオカダカズチカを破った飯伏ですが、リーグ最終戦のタイチ戦の蹴り合いで左太ももを負傷。
今叶うなら
左足がもう1つ欲しい起きたいけど起きれない…
でも起きれないからこそ起きたいと思えるんだな。また1つ成長。ありがとう
絶対に諦めない!!!
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) October 17, 2020
優勝決定戦は昨年以上の満身創痍な状態だったのではないでしょうか。
逃げずに、負けずに、諦めずに闘い抜いた飯伏は、自分を裏切らず勝利しました。
これはまさに神でしょう。
2004年の天山広吉以来となる史上3人目のG1を連覇しました。
次は蝶野正洋さんが記録したG1クライマックス3連覇に期待です。
SANADAも素晴らしい闘い振りでした。
SANADAの初優勝を期待したファンも多かったことでしょう。
近年期待されながらも、なかなか結果が伴わなかったSANADA。
かつてのタッグパートナーであるEVILは、ロスインゴを裏切りNEW JAPAN CUPを制覇。
大阪城ホール大会では内藤の持つ二冠を奪取し、IWGPのベルトを先に巻いています。
後からロスインゴ入りを果たした鷹木信悟も、NEVER無差別級のベルトを戴冠し、ベルトと共に自分の価値を挙げました。
SANADAに焦りがあったか分かりませんが、このG1で結果を出さなければユニット内でも肩身が狭くなっていたことでしょう。
頭から落とすだけがプロレスじゃないを体現する男が掴んだ、泥臭くももがきながら初めて掴んだG1クライマックスの優勝決定戦。
あと一歩届きませんでしたが、来年こそG1制覇に期待したいと思います。
例年通りなら、大会翌日の月曜日に一夜明け会見が行われます。
今年も東京ドーム大会でIWGPヘビー級王者に挑戦する為の挑戦権利証の防衛戦があるなら、恐らく相手はリーグ戦で負けた相手でしょう。
早速ジェイ・ホワイトがバックステージでの飯伏の元を訪れ挑戦をアピール。
次のビッグマッチで実現することでしょう。
気が早いかも知れませんが、順調に防衛することができれば東京ドーム大会でのメインイベントでIWGPヘビー級のベルトに挑戦することができます。
現状のままでいけば、その相手となるのはロスインゴの内藤哲也です。
東京ドームの屈辱は東京ドームで返すしかないでしょう。
遂に飯伏がセルリアンブルーの神になりました。
今週発売の週刊プロレスG1クライマックス総決算号は、毎年売れ切れ続出とのこと。
表紙は勿論飯伏幸太になるでしょう。
買いそびれる前、予約購入をお勧めします。
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