後藤洋央紀がバックステージで意味深発言。IWGP王者以外に闘いたい相手とは…

後藤洋央紀【撮影:Koba】
真夏の祭典『 G1 CLIMAX 』




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1クライマックスのリーグ戦も、残すところDブロックの1大会のみ。

A〜Cブロックの通過者が決まり、決勝トーナメント初戦から注目のカードが出来上がっています。

G1クライマックス星取表

 

Dブロックでリーグ突破の可能性を残す選手は5人。

他人の結果次第では突破の可能性が残る勝点6の棚橋弘至と後藤洋央紀。

勝っても他の選手の状況次第な勝点8のザック・セイバーJr.。

そして、勝てば自力でリーグ突破ができる勝点8の内藤哲也とジェフ・コブという状況です。

 

決勝トーナメントに進出しG1を優勝することができれば、来年の東京ドーム大会のメインイベントも見えてくるでしょう。

今年、権利証システムが復活するかどうか分かりませんが、現IWGP世界ヘビー級王者のSANADAといつ、どこで闘うことになるかは気になるところです。

 

決勝トーナメント進出の可能性を残す5人ですが、後藤はザックと直接対決を控えており、勝てばリーグ突破の可能性が高まります。

脇のテーピングも取れ、コンディションも上がってきている後藤ですが、バックステージで意味深な発言を残しました。

後藤『なぁなんとか、こうしてね、リーグ戦最後のザック戦まで、こうやって生き延びてきましたけど、最後の決勝トーナメント上がるためには、もう絶対に、負けは許されないんで。明日、覚悟を持って、挑みます。

必ず、トーナメント残り、優勝して、やりたいヤツがいるんだIWGP(世界へビー級)チャンピオンはもちろんそうだけど…..もう1人、やりたいヤツがいるんだ。必ず、勝ち上がる』

引用:新日本プロレス

 

G1クライマックスを優勝して『やりたいヤツ』がいることを明かした後藤。

現王者のSANADA以外の選手ということで、非常に気になる発言です。

G1優勝という称号を手に入れ、指名したい相手がいるということですが、同じDブロックの選手や、決勝トーナメントで当たる可能性がある選手ではないのでしょう。

このG1に参加していなく、後藤が闘いたいだろう選手が1人思い浮かびます。

 

後藤洋央紀がG1を優勝し対戦を熱望する選手

 

1人は同じ三重県の高校の同級生で、互いに新日本のリングで切磋琢磨した柴田勝頼です。

かつてはNEVER無差別級王座を巡り闘った柴田ですが、2017年に急性硬膜下血腫で戦線離脱して以降、リングで闘う機会もタッグを組む機会もありません。

日本での試合も数えるほどしかしていない柴田ですが、現在ROHピュア王者であり、海外では頻繁に試合をしています。

 

元気になった柴田を指名し闘いたいと思っている可能性は十分あるでしょう。

今年、地元三重でデビュー20周年記念試合を行った後藤の元に。試合後サプライズで登場した柴田は、リング上でこんな約束をしていました。

『20周年、おめでとうございます! これからも体に気をつけて、お互いに頑張りましょう! 本当にまたいつかどこかの大会で、リングの上で向かい合えることを楽し
みにしています
以上!』

海外で試合に出場していても、柴田がどれほどまで闘える状況になっているか知るには、リングで肌を合わせるのが一番分かりやすいでしょう。

『もう大丈夫』という言葉よりも、ロックアップで今の柴田のコンディションを知ることができるはずです。

 

後藤が闘いたい相手が柴田かどうかわかりませんが、後藤がリングで柴田を指名すれば多くのファンが歓迎するでしょう。

果たして、後藤が闘いたい相手が誰なのか。

その答えを知るには、後藤にG1クライマックスを優勝してもらうしかありません。

まずは目の前のザックとの大一番です。