今週発売の週刊プロレスの表紙に、驚きの見出しが載っていました。
KO-D無差別級のベルトを奪還した遠藤哲哉と、そのDDTの大会に参加したプロレスリング・ノア(以下NOAH)の拳王が表紙の紙面右上に、ひっそりと書かれたビッグニュース。
“リデット新団体、秋から始動”
※楽天ブックスのリンク貼っています
リデットとは昨年までNOAHの親会社を務めていた、リデットエンターテインメント株式会社のことです。
この発表にNOAHの選手達も驚いていました。
リデット新団体‥‥👀👀👀 https://t.co/bp95y3EKjX
— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) June 9, 2020
表紙!
てか、リデット新団体!?
リデットって…
会社…
いや、親会社、
いや、元親会社で、現在はノアのスポンサー様であるリデットエンターテインメント株式会社のこと!?
気になるな。#noah_ghc https://t.co/XosQuxdysN
— 拳王 (@kenoh_prowres) June 9, 2020
NOAHの親会社になる前からプロレス興行に携わってきたリデットですが、以前からプロレス団体構想があったそうです。
プロレスの興行に携わり、プロレス団体を経営して、新日本プロレスにも所属していた現NOAH執行役員でもある武田有弘氏から多くのものを吸収してきたことでしょう。
革命戦士こと長州力と顧問契約を結んでいるリデットですが、執行役員にはNOSAWA論外と元WRESTLE-1のカズ・ハヤシ、エグゼクティブディレクターには元UWFインターの田村潔を据えています。
これだけプロレスビジネス経験者が揃っていれば、新団体設立に期待したくなるでしょう。
以前、週刊プロレスのインタビューで新団体構想を語っていたNOSAWA論外ですが、恐らくこの事だったんだと思います。
本誌の鈴木裕之社長へのインタビューでは、年内に新プロジェクト発表会見を行うと語っています。
年内の興行のこと、新入団選手の有無等、興味深いインタビューが載っていました。
全貌は今週発売の週刊プロレスを一読してください。
週刊プロレス 2020年 6/24号 No.2069【電子書籍】[ 週刊プロレス編集部 ]
そのリデットの社員であるカズ・ハヤシは、昨日のNOAHテレビマッチ「NOAH In The Spotlight day1」にNOSAWA論外のパートナー“X”として出場しています。
さらにもう一人の“X”の正体は、天性の問題児であるケンドー・カシンでした。
しかも、今夜もこの3人でNOAHマットに出場します。
\明日のカード発表‼‼/
【NOAH In The Spotlight day2】
📅明日6/11(木) 19:00~
📺#wrestleUNIVERSE 独占放送‼
ご視聴URL⇒https://t.co/ezh9F039AS⭕6人タッグマッチ
ケンドー・カシン&カズ・ハヤシ&NOSAWA論外
vs
小峠篤司&大原はじめ&吉岡世起#noah_ghc pic.twitter.com/XpNnXqWH8o— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) June 10, 2020
昨日は事件を起こさなかったカシンですが、今夜も何もしない保証はないでしょう…
ケンドー・カシンの投入はNOSAWA論外が予告していましたが、東スポWEBのインタビューではリデットの執行役員に誘われたと語っていました。
『「(ノアの前親会社で現スポンサーの)リデットエンターテインメント社の執行役員になってほしい」と言われました。私としては突然「30日後にクビだ」と言われないならお世話になりたい』
引用:東スポWEB
だめだこりゃ( ̄(工) ̄)
カシン ノア参戦オファーについて“語る” https://t.co/VBRIQLlNhj
— 鈴木裕之 (@q8Uy7OZqKWagYpq) June 3, 2020
あくまでNOSAWA論外から誘われたとカシンが言っているだけで、リデットからは何もオファーはないようです。
しかし、カシンがリデット入りすれば新団体のメンバーにもなるということでしょう。
今夜のNOAHテレビマッチで爆弾発言が飛び出すかもしれません。
元親会社という立場ののリデット社ですが、現在もNOAHのスポンサーを務めています。
新団体旗揚げ後はどうなるか分かりませんが、NOAHと友好な関係はこれからも続くでしょう。
何より、拳王が田村潔との一戦を諦めていないだけにリデット新団体とNOAHとの交流に期待が膨らみます。
リデット社はプロレス興行である「エンターテインメント事業」以外に、「飲食事業」、「広告販促事業」の3つを軸とした総合広告代理店です。
既存のプロレス団体になかったプロレスイベントを開催できるのではないかと思い、私が最も期待している部分でもあります。
リデット社なら、いつか『プロレスフェス』のようなイベントを企画することもできるでしょう。
魅力的なプロレス団体ができると信じ、鈴木社長の手腕に期待しています。