柴田勝頼とある男が語った野毛ヤングライオンに対する疑問符

雑感



Road to DESTRUCTION」シリーズで目玉の一つとして行われるヤングライオン杯争奪リーグ戦。

シリーズ開幕の後楽園ホール大会に足を運びましたが、観客の期待感が非常に高いことを感じます。

もしかしたらどの会場よりもヤングライオン同士の闘いを欲しているのは、“聖地”後楽園なのかもしれません。

 

これは事前に行われた、新日本プロレス公式LINEアカウントでの優勝予想です。

結果は海野翔太が断トツの1位になり、上位3人まで日本人が占める結果となりました。

 

ファンによる投票である以上、知名度と人気が大きく順位に影響するアンケートにおいて、想像通りの結果とも言えます。

このアンケート結果がプレッシャーになるかどうかは分かりませんが、この結果にかかわらず海野には優勝しか見えていないことでしょう。

 

優勝の為にも絶対負けられない開幕戦でしたが、結果はクラーク・コナーズに屈辱のギブアップ負け。

辻陽太アレックス・コブリンに負けたことにより、日本人2人が黒星スタートとなりました。

 

 

ヤングライオン杯開幕直前に、“LA道場コーチ”柴田勝頼の直撃インタビューが全編無料で公開されています。

 

このインタビューではヤングライオン杯に出場している教え子3人について語っていました。

日本に送り込むという目標が達成でき満足気な様子で、各選手の特徴を柴田節で説明しています。

 

1年間稽古に付いてきたことを褒め称え、教え子達の成長に自信を持つ柴田。

そんなLA道場生と野毛道場のヤングライオンの違いについて、柴田はこのように語っています。

『いまの日本の若手たちは試合中のアピールが必要以上に多くて。アピールに力を注ぎ過ぎなんですよ。

若手の段階から対戦相手に背中を向ける事が多い。

俺からすると「逆の順序でプロレスを覚えていってる」ような気がして。

アピールしてる暇があったら、ストンピングしろと』

引用:新日本プロレス

 

G1クライマックスシリーズで、日本初披露となったLA道場生。

あの時感じた“野生的な迫力”の正体は、これだったのかもしれません。

 

この柴田のヤングライオンに対する印象を読んだ時、“ある選手”の何気ないツイートを思い出しました。

 

これは以前、小島聡がヤングライオンの気迫について言及したツイートです。

今のヤングライオンが見慣れている私にとって、“本気の気迫”の意味があまり分かりませんでした。

恐らく、この時言いたかったことは柴田が言った事と同じなんだと思います。

 

当たり前に見ていたヤングライオンの闘志剥き出しの闘いが、いつの間にかに相手を凌駕する為の“足枷”になってきたのかもしれません

LA道場生のプロレスを見ていると、勝つ為のレスリングに徹しているように感じます。

柴田の言う“心構え”が、リーグ戦の結果に直結したのかもしれません。

 

 

、2日目の後楽園大会はどうだったのか?

上村優也がファレ道場のマイケル・リチャーズに惜敗しましたが、成田蓮カール・フレドリックスに成田スペシャル3号で勝利を収め、過去2回ギブアップ負けを喫している借りを返しすことに成功しました。

 

これで1回戦が全て終了。

LA道場生の中でも本命と思われるフレドリックスですが、3人の中で一番コンディションが悪いように感じました。

もしかしたらテーピングを巻いている肩の影響で、あまりハードな練習ができていないかもしれません。

逆に成田はチャンスをモノにしたと言えるでしょう。

 

その反面強さが目立ったのは、LA道場のコナーズとコブリン

第1戦を見た限りではこの2人が優勝候補筆頭に感じました。

 

 

果たして、優勝候補本命の海野はLA道場生相手に勝つことができるのでしょうか?

 

成田とフレドリックスの公式戦の後に行われた6人タッグマッチで、海野は別人のような荒々しさを見せました。

それは“気迫”“気持ち”が一体になっているような躍動感。

コナーズ戦での負けで、スイッチが入ったのかもしれません

 

これからの海野の公式戦は、期待していいのではないでしょうか。

いや、全日本人選手にスイッチが入ったと期待しています。

技術と経験に大きな差がない選手達にとって、ふとした事がキッカケで急成長することもあるでしょう。

 

柴田の想いも小島の優しさも、ヤングライオン達に届いているはずです。

ここから益々ヤングライオン同士の闘いはヒートアップすることでしょう。

 

 

の東金大会では、同期同士のライバル対決が行われます。

 

もしかしたらヤングライオンとしては最後になるかもしれない、海野対成田のシングルマッチ。

『本気の気迫』に期待したいと思います。