スーパーJカップ配信のタイミングから考えるジュニア無双の可能性

エル・ファンタズモ【撮影:koba】
BEST OF THE SUPER Jr.




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ュニアが大好きなファンにとって、今年の11月・12月は楽しい季節になりそうです。

コロナ禍の影響で一時は中止になったベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)ですが、精鋭10名という限定的なメンバーで奇跡の復活を果たしました。

 

昨年、エル・デスペラードの負傷により急遽初出場を果たしたDOUKIは、2年連続となる堂々のエントリーで雪辱を誓います。

 

そのDOUKIの兄貴分でもあるデスペラードも、2年振りの出場となるジュニアの祭典にヤル気満々です。

 

総当たり戦であるBOSJはリーグ最終順位の1位と2位の選手が、日本武道館で優勝を懸けて闘います。

まだ、対戦順は明らかになっていませんが日本武道館で行われるビッグマッチのメインをジュニアの選手が飾る可能性があるということです。

 

そして、更に楽しみな大会が同タイミングでアメリカでも開催されることとなりました。

▪︎TJP(フリー)

昨年の『SUPER J-CUP』では、準決勝戦に進出。『NJPW STRONG』の常連として活躍する“元祖LA道場出身レスラー。2011年『SUPER Jr.』に参戦。2016年にはWWEクルーザー級クラシックトーナメントにも優勝した屈指の実力者。

▪︎ACH(フリー)

『NJPW STRONG』で新日本マットに復帰! 抜群の運動能力とバネを誇るACHが『SUPER J-CUP』に初エントリー。2017年『SUPER Jr. TAG LEAGUE』では田口隆祐とのタッグで準優勝。2018年には『SUPER Jr.』にも参戦した。

▪︎リオ・ラッシュ(フリー)

元WWE NXTクルーザー級王者のリオ・ラッシュが注目の初参戦! CZWやROHを経て、2017年にWWE入団。NXTと205 Liveを中心に活躍。世界にその名を知られる25歳の強豪が、『SUPER J-CUP』でどんな試合を見せるか?

▪︎クリス・ベイ(IMPACT)

アメリカの団体“IMPACT”からの刺客。インディシーンで活躍後、2019年にWWEの205LIVEにも登場。今年4月にIMPACTと契約、7月にはX-ディヴィジョン王座も獲得。業界注目のニューカマーがどんな活躍を見せるのか?

▪︎レイ・ホルス(ROH)

レイ・ミステリオの弟子としても知られる、ROH所属のルチャドール、レイ・ホルスが『SUPER J-CUP』襲来。豪快なハイフライ殺法を得意とし、ルチャ・アンダーグラウンド、メジャー・リーグ・レスリングでも活躍。ROHではバンディ―ドとも共闘。

▪︎ブレイク・クリスチャン(GCW)

『NJPW STRONG』にレギュラー参戦中、23歳の新鋭・クリスチャンが初出場。インディー団体を中心に活躍、ウィル・オスプレイのスタイルを彷彿とさせる才気溢れるハイフライヤー。大舞台への抜擢でその名の通り、ブレイクをはたせるか?

▪︎クラーク・コナーズ(LA DOJO)

LA道場のキャプテンであり、昨年の『ヤングライオン杯』にも出場。今年アメリカで行われた新鋭トーナメント『LION’S BREAK:CROWN』で優勝。昨年の『J-CUP』では1回戦敗退だったが、成長著しい今年はどんな活躍を見せるのか?

▪︎エル・ファンタズモ(BULLET CLUB)

昨年の『SUPER J-CUP』優勝者であり、今年も優勝候補筆頭。2019年5月に初登場以降、BULLET CLUBのジュニア戦士として活躍し、IWGPジュニアタッグ王座獲得などトップ戦線に君臨。コロナ禍以降、試合が途絶えていたが、ひさびさの復活でどんな試合を見せるのか?

引用:新日本プロレス

 

スーパーJカップの配信は12月13日の日曜日。

この日程はBOSJの決勝が行われる日本武道館大会の、2日後というスケジュールです。

 

恐らく、日本武道館ではBOSJを優勝した選手が現IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二に挑戦する権利を得るでしょう。

舞台は当然1・4東京ドームになると思います。

 

いや、ちょっと待って下さい。

時間軸をもう一度整理しましょう。

 

12月11日がBOSJ優勝決定戦です。

優勝者は東京ドーム大会で現王者の石森太二とのタイトルマッチを主張するでしょう。

2日遅れた12月13日がスーパーJカップの配信日です。

恐らく、この日は録画配信になるでしょう。

もしLIVE配信でトーナメント戦を一回戦から優勝決定戦までやれば、決勝に進んだ2人は1日で3試合行わなければなりません。

そこまで過酷なことはさせないでしょう。

つまり、BOSJの優勝決定戦が行われる前にスーパーJカップが行われる可能性が高いということ

スーパーJカップを制した権利として、レッスルキングダムでIWGPジュニア王者と闘いたいと主張するかもしれません

 

この主張をBOSJ覇者が見れるのは12月13日。

そして、BOSJ準優勝も同タイミングで見ることになるでしょう。

たった3回勝っただけのトーナメント覇者がレッスルキングダムで闘う権利を得るなら、過酷なリーグ戦を突破し準優勝した者もその権利があると主張するのではないでしょうか。

 

BOSJが終わり年内最後のシリーズ「Road to TOKYO DOME」が始まるのは、12月15日です。

恐らく、BOSJ準優勝の主張はここから始まるでしょう

 

あくまで憶測でしかありませんが、スーパーJカップ覇者がレッスルキングダムに出場する可能性は十分あります。

そしてBOSJ準優勝もレッスルキングダムでスーパーJカップ覇者と闘わせろと主張するかもしれません。

 

1・4東京ドームでIWGPジュニアヘビー級選手権が行われると同時に、BOSJ準優勝者とスーパーJカップ覇者が闘う展開もあるしょう。

1・5東京ドームでは前日の勝者同士で真のジュニア王者を懸けタイトルマッチがくまれるかもしれません。

日米で行われるジュニア祭典のゴールは、レッスルキングダムになる可能性がでてきました。