WTLとBOSJ同時開催発表でも募る不満と疑問

WTLとBOSJトロフィー【撮影:koba】
BEST OF THE SUPER Jr.




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のG1クライマックス公式戦全カード発表とほぼ同時刻で、ワールド・タッグリーグ(以下WTL)とベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)開催が発表されました。

2年連続となるWTL・BOSJ同時開幕となります。

 

昨年はリーグ開幕戦と最終戦は両リーグの公式戦を両方行いましたが、それ以外の大会はWTLとBOSJそれぞれ交互に公式戦を行っています。

今年も同様かと思われましたが、少し複雑なアナウンスがされました。

『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』は、11月13日(土)後楽園ホールで開幕し、12月15日(水)両国国技館で両リーグの優勝決定戦が行われます。

<ご注意ください>
12月15日(水)両国以外の大会では、『WORLD TAG LEAGUE 2021』と『BEST OF THE SUPER Jr.28』のいずれかの公式リーグ戦のみが行われるため、各大会ごとに出場する選手が限定となります。

各リーグ戦の開催地と、出場選手・対戦カード等は、決定次第発表いたします。

※昨年は2つのリーグ戦が1大会置きに順番で交互に開催いたしましたが、今年は1大会ごと交互ではなく不規則での開催を予定しており、同じリーグ戦を連戦で行う場合もございます。

引用:新日本プロレス

 

WTLとBOSJの割り振りが決まらない中、FC先行予約が迫る

 

11・3後楽園ホール大会で『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』は開幕しますが、優勝決定戦が行われる12・5両国国技館大会以外はWTLとBOSJのいずれかの公式戦しか行われないとのこと

つまり、昨年の開幕戦とリーグ最終戦の様にWTLとBOSJの公式戦を同日に行うことはないというアナウンスです。

 

さらに今年はWTLとBOSJのリーグ戦を大会ごとに交互に行うのではなく、不規則で開催するということ。

例えばBOSJのの大会が何大会か連戦で行う場合があるということです。

ここで困ったのがどの大会でWTLとBOSJの大会を開催するか、まだ調整している最中だということ。

一部大会では9月10日からファンクラブ先行予約が始まるというのにです。

 

この異常事態を素早く察知したエル・デスペラードは、運営側の苦労とファンの切実な想いを代弁しています。

 

デスペラードが心配したように、多くのファンはチケットが購入できず困っています。

推しの試合を観戦したくても、どの大会がWTLか BOSJか分からないからです。

 

ファンクラブ先行予約は一般販売より先にチケットを購入できるという特典があります。

好きな席をいち早く予約できる、チケット完売前に購入できるというメリットがありますが、出場選手が発表前にチケットを予約する必要があるというデメリットもあります。

新日本の箱推しで、どの試合でも観戦したいとうファンばかりではないでしょう。

むしろ『この選手の試合があるから』という理由でチケットを購入するファンは多いと思います。

 

今回は特にリーグ戦を闘うという個人戦またはチーム戦になります。

個人またはチームで闘う以上、特定の選手またはタッグチームを応援したいファンも多いでしょう。

G1クライマックスも同様ですが、リーグ戦で順位を競う大会において、大会そのものを観るより選手個人を応援するために会場に足を運ぶのは、大会の特性上想像できるはずです。

運営側の苦悩や不測の事態が起こっていることも想像できますが、1日でも早くどの大会がWTLでどの大会がBOSJか発表できることを祈っています。

 

大会数が17から22に増加!

 

今年のWTLとBOSJ同時開催ですが、昨年に比べ5大会増えています

2020年2021年
全17大会全22大会

 

昨年は開幕戦とリーグ最終戦で10試合の公式戦を行っているので、分散するために2大会増やすのは当然だと思っていました。

しかし実際は5大会増えたので、残りの3大会をどう扱うのかは分かりません。

昨年は各リーグ共に10人(10組)の出場でした。

もしかしたら、出場選手また出場チームの増減があるかもしれません。

出場メンバーが増えブロック数が増えることは嬉しいことです。

この辺りももう少し情報がで次第考察したいと思います。

 

今は1日でも早くどの大会がWTLで、どの大会がBOSJか決まることを切に願うばかりです。

コロナ禍でも会場に足を運んでくれるファンの為にも、新日本プロレスらしい対応に期待しています。