挑戦権利証が初めて移動!G1覇者の飯伏がジェイに敗れる波乱

ジェイ ・ホワイト【撮影:koba】
タイトルマッチetc




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POWER STRUGGLE」大阪大会で物議を醸す結果となってしまいました。

セミファイナルで行われた「東京ドーム・IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦」で勃発です。

 

今秋のG1クライマックスを制した飯伏幸太と、リーグ戦で敗れたジェイ・ホワイトとの挑戦権利証争奪戦。

試合終盤、カミゴェを狙った飯伏に対し、逆さ抑え込みで切り返したジェイでしたが、ロープに足を掛けた状態で3カウントを奪いました

ロープに触れている状態での3カウントは無効になりますが、ロープを利用しての3カウントも無効というのが新日本プロレスのルール。

この試合、レフリーはジェイの足がロープに掛かっているのに気付かず、3カウントを認めてしまったのです

 

この判定に飯伏は呆然とし、セコンドのヤングライオンもレフリーに抗議しましたが判定は覆らず。

結局、ジェイ・ホワイトが史上初となる権利証争奪戦で挑戦者が勝つという快挙を成し遂げました。

 

新日本からまだアナウンスはありませんが、一部メディアからは11月7日(日)の15時00分に「WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム」第1弾カード発表のオンライン会見を開くと報じられています。

 

このままいけば二冠王者に対し挑戦権利証を持つジェイとの試合が組まれる予定ですが、どんな判決が下されるのか注目です。

プロレスにおいて反則でも審判が見ていない限りは有効ですが、今回のケースは“ミスジャッジ”とも言えるでしょう。

配信にもジェイの足がロープに掛かっている様子は映っていたので、当然新日本プロレス内でも審議されるでしょう。

どこかのタイミングで再試合となるのか、このままジェイが二冠王者に挑むのか。

注目の裁定は日曜のオンライン会見で明らかになるでしょう。