最多戴冠記録を更新したCHAOSの3人が、またまた大熱狂のタイトルマッチで後楽園ホールを沸かせました。
試合開始前から久しぶりとなる高橋裕二郎のダンサー・ピーターさんの登場で舞台は整います。
ミラノコレクションA.T.さんの記憶が正しければ、昨年2月の大阪城ホール大会以来の出場。
この時点で後楽園ホールのボルテージは100%に達しました。
先日のあべみほさんに続き、新日本のリングにPIETERさんも帰って来ました。#週プロ #週刊プロレス #新日本プロレス #njpw #njkizuna #njpwworld #BulletClub #高橋裕二郎 #PIETER #Welcomeback pic.twitter.com/zLufA4HbRj
— 週刊プロレス (@shupromobile) June 22, 2021
6度目の防衛戦となったNEVER無差別級6人タッグ選手権。
この日のキーパーソンになったのはCHAOSの石井智宏でした。
試合序盤に捕まった石井はEVILの猛攻に合い、一向に反撃できません。
解説席のエル・デスペラードが疑問に思うほど、この日の石井はスロースタートでした。
一方、本来の実力を発揮し試合のペースを握ったのはEVILのパレハであるディック東郷。
東郷を中心に試合を組み立てるバレットクラブに、CHAOSは後手に回ります。
試合終盤ペースを握るも、今度はレフリーへの故意の衝突を機にダーティーファイトを繰り出すと、石井とYOSHI-HASHIの誤爆を誘い王者組がピンチに陥ります。
それでもダーティーファイトに屈せずフォールを返し続けた石井は、バレットクラブの野望を砕き東郷から3カウントを奪いました。
試合後、東郷を気遣うEVILに近寄る石井。
その視線に気付いたEVILが距離を縮め石井と睨み合います。
手は出さず目で語り続けるEVILに、真っ向勝負が醍醐味だった頃の熱い眼差しを感じたのは私だけでしょうか。
この一戦をキッカケに、久しぶりに石井とEVILのシングルマッチが見られるかもしれません。
試合後も、『これで終わったと思うな』と石井へのリベンジを口にしています。
試合後、リングに現れた第三世代の3人は次期NEVER挑戦者に名乗りを挙げました。
30分越えの壮絶死闘!
後藤&石井&YOSHI-HASHIが、EVIL&裕二郎&東郷を下して“V6”達成!
試合後、永田&天山&小島がNEVER6人タッグ王座に挑戦表明!
【6.22後楽園】
★試合の詳細は新日本プロレス・スマホサイトで速報中!https://t.co/USF3majco5#njkizuna #njpw pic.twitter.com/Uj4PvgYTmp
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) June 22, 2021
永田がエルボーで石井をダウンさせると、YOSHI-HASHIがマイクで挑戦表明を受諾。
バックステージでは石井が翌日の対戦カード変更を要求しました。
第三世代の挑戦表明に、石井は翌日のカード変更を要求!
「今のままだったらよ、獲れるわけねえだろ? 猶予をやるよ。とりあえず明日、BULLETか?もうBULLETとは終わったんだ。お前ら3人入れ。あと本隊にまだクズどもがいるな。二人用意しろ。いっちょ揉んでやるよ」
全文
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本日の後楽園ホール大会でバレットクラブとの10人タッグマッチが組まれているCHAOS。
石井の要求が通れば、第3世代の3人を含む本隊との試合に変更されるでしょう。
来週後半も後楽園ホール大会が2連戦あります。
もしかしたら、このタイミングでCHAOSと第3世代とのNEVER無差別級6人タッグ選手権が組まれることでしょう。
第3世代の3人揃ってNEVER挑戦は、今回が初めて。
否が応にも期待が高まります。
忘れた頃に潰しに行くと語ったEVILの動向も気になるところです。
然るべきタイミングで石井との決着をつけるのでしょう。
久しぶりにEVILの熱い闘いが見られるかもしれません。