2021年の新日本プロレスはIWGP初戴冠を目指す2選手に注目

SANADA【撮影:koba】
“独り言考察”




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日本プロレスの2020年の全興行が終わり、新日本のプロレスファンもオフシーズンに入った今日この頃。

今回の記事の冒頭は、普段あまり語らないブログ執筆の裏側を少しだけ語りたいと思います。

 

基本毎日更新している当ブログですが、試合が無いと書くネタも枯渇します。

ただし、年末のこの時期はその年の1年間を振り返ったり、来年の展望を考えたり意外と書きたい“お題”はあったりする方です。

それでも大晦日が近付く頃には、ネタがないと困る時期もあり“あたふた”することも。

 

毎日書くことは大変と思う読者の方も多いかも知れませんが、毎日書く方が意外と苦になりません。

プロレスを見て気持ちが昂るのと同様、ブログを書くことで自分の心が充実します。

何が言いたいかというと、ブログを書き続けてることは楽しいし、年末のオフシーズンこそ充実した内容の記事になったりします。

1年間通してブログの内容に浮き沈みはありますが、今後も読者の方々のプロレスライフの一部になれれば幸いです。

 

さて、コロナ禍によりかつて無いシーズンとなった新日本プロレスですが、この状況下でも興行を続けられる実績を積み、来年は猛牛の如く力強く駆け抜けることでしょう。

2月に行われる新シリーズ「CASTLE ATTACK」も発表になりました。

「CASTLE ATTACK」を直訳すると『城攻撃』。

大阪城に向けての大決戦を意味するのか、ユニット抗争最終戦を意味するのか、新たなシリーズに期待が膨らむばかりです。

 

2021年がどんな1年になるのか現段階では想像しにくいですが、既に未来を見据える選手もいます。

先日行われた『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』の第2弾記者会見。

出場選手が東京ドームに向けて意気込みを語る中、来年のビジョンを口にしたのはエル・デスペラードでした。

『2021年に関して言えば、俺はホントは、将来のこととか未来的なこと、展望を言うのは得意じゃないし、言うべきじゃないとも思っているんだが…(※一息ついて)もう俺は「SUPER Jr.」のことも見てるし、シングルのタイトルのことも見てる

引用:新日本プロレス

 

優勝を見据えながら日本武道館での決勝戦で高橋ヒロムに惜敗したベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)。

年々存在感を増しているデスペラードですが、ジュニアのベルトを見据えたことでファンの期待も一層高まることでしょう。

IWGPジュニアの初戴冠が先になるのか、BOSJ初制覇が先になるのか…

2021年のジュニア戦線が活発になるかどうかは、デスペラードの一挙手一投にかかっています。

エル・デスペラード【撮影:koba】

 

ジュニアではデスペラードが未来を見据えた一方で、ヘビーでは寡黙なあの男がタイトル挑戦を口にしました。

『腐ってもEVILは元・二冠チャンピオンなので、元・二冠チャンピオンに連勝すれば、タイトル挑戦の資格が生まれると思うので。結果、残します』

引用:新日本プロレス

 

1・5東京ドームでEVILとのスペシャルシングルマッチが決定したSANADA。

SANADAが言う通り元二冠王者からの勝利は、IWGP挑戦の最前列に移動できることになるでしょう。

新日本で二冠を手にしたレスラーは、内藤哲也とEVILの2人だけです。

THE NEW BEGINNING」シリーズや「CASTLE ATTACK」シリーズでIWGPヘビー挑戦の可能性もあると思います。

 

常人離れした身体能力、天才の遺伝子、甘いルックス等、トップレスラーに必要な要素を殆ど網羅するSANADAに足りないものは、タイトルという勲章だけでしょう。

2021年のSANADAは、IWGPヘビーのベルトを手にすることができるのか。

熱視線が集まる男が新日本の頂点を目指す1年になりそうです。