12月29日(火)で販売終了!「WRESTLE KINGDOM 15」のチケット販売

レッスルキングダム【撮影:koba】
雑感




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12月26日、新日本プロレスから重要なお知らせがありました。

2年連続となる「WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム」大会2DAYSですが、12月29日(火)でチケットの販売が終了となります

『東京都より大規模イベントの開催制限について通知を受けましたので、以下の通りご報告します。

新日本プロレスでは、2021年1月4日(月)、1月5日(火)に開催を予定している『バルサン presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』のチケット販売を、2020年12月29日(火)をもって終了とすることを決定いたしました。
 
なお、1月4日(月)、1月5日(火)の両大会ともに、当日券販売の予定もございません』

引用:新日本プロレス

 

このアナウンスにより、12月30日以降は東京ドーム大会のチケットを一切購入できないということです。

現時点で何枚売れているか分かりませんが、2021年の船出は赤字興行からのスタートとなることでしょう。

 

今回、新日本プロレスからなぜこのようなアナウンスがあったのか。

当ブログでも注視していましたが、先日の政府からの発表が現実のものとなってしまいました。

東京ドーム大会は開催できるのか!?政府が大規模イベントの人数制限を強化

『西村康稔経済再生担当相は23日、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会後の記者会見で、新型コロナの感染が再拡大している東京都を対象に来月11日まで、大規模イベントの人数制限の上限を「5000人」に戻す方針を明らかにした。既に販売したチケットのキャンセルは求めず、新規販売で上限を超えないよう主催者らに自粛を要請する。コンサートなどで販売が終了している場合は、感染防止策の徹底を求める』

引用:毎日新聞

 

感染予防対策と経済を止めない施策を同時に行なってきた政府ですが、感染拡大に伴い経済を一時的に止める判断をしたということです。

コロナ禍の状況で有観客再開後10万人動員した新日本プロレスですが、ただの1人も感染者が出たという報告はありません。

これは運が良かったということではなく、徹底した感染拡大防止対策をどの会場でも徹底していた成果であり、観戦に訪れたファンの努力の結果でもあります。

それでも1万人規模なら感染者が出る可能性を危惧したのでしょう。

感染率0%に保険を掛ける施策とも言えます。

 

このコロナ禍の状況で、今回のアナウンスがなくても観戦を控える方も多いと思います。

安全に観戦ができるようになるまで、会場に足を運ばない自己防衛は懸命な選択です。

 

一方でコロナ禍でもチケットを購入している方、29日のチケット販売終了まで駆け込みで購入される方の行動も決して悪いこととは思いません

観戦欲求を満たすための行動だとしても、チケットを購入することは新日本を支える財産になります。

コロナ禍から身を守ることも、会社を守ること・雇用を守ることも、どちらも生きる為に必要なことです

 

2年連続で東京ドーム大会を開催する新日本プロレス。

団体側もドームで観戦するファンも、今まで以上の感染予防と予防に対する高い意識が必要でしょう。

自宅から東京ドームへ行くまで、大会が終わり帰宅するまでが「WRESTLE KINGDOM」です

ドームの外でも感染予防対策は必須になります

来年の東京ドーム大会はどのくらいの動員になるか分かりませんが、やっぱり感染者は出なかったと胸を張って言えるように、プロレスファンは観戦マナーが素晴らしいと言われるように。

コロナ禍に負けない東京ドーム大会になることを祈っています。

 

2021年も逆風からのスタートとなりそうですが、いつか胸を張って言いたいことがあります。

“プロレス観戦者から1人も感染者が出なかった”

 

この一言をいう為にも、今まで以上に感染予防への意識を高く持とうと思います。