本来なら大阪城ホール大会で高橋ヒロムとエル・ファンタズモのIWGPジュニアヘビー級選手権が行われるはずだった大阪城ホール大会。
ヒロムの負傷欠場により返還されたジュニアの至宝は、思わぬ形で王座決定戦3WAYマッチとなりました。
ヒロムか信頼する同じロスインゴのBUSHIに、ファンタズモと闘って欲しいと懇願とすると後楽園ホール大会でタッグ王者に返り咲いたエル・デスペラードが『どう考えても次は俺だろうよ!』と正論を主張。
2の主張が通り大阪城ホール大会2DAYS唯一のジュニアの試合は、第89代IWGPジュニアヘビー級王座決定戦3WAYマッチとなりました。
★セミファイナル
「第89代IWGPジュニアヘビー級王座決定戦3WAYマッチ」
BUSHIvsデスペラードvsファンタズモ急転直下の三つ巴戦!
至宝を懸けた熾烈なサバイバルが勃発!※2.28『CASTLE ATTACK』大阪大会
新日本プロレスのスマホサイトで詳報中!https://t.co/yUbomueOmm#njpw #njcattack pic.twitter.com/AQI9acnHyN— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) February 28, 2021
アクシデントを乗り越え
試合序盤からデスペラードがアクシデントに見舞われます。
場外花道でファンタズモに捕まると、その硬い花道の上でゴッチ式パイルドライバーを食らってしまいました。
この直後、ファンタズモはデスペラードのマスクまで剥ぐ暴挙にでます。
ファンタズモとBUSHIの試合がリングで続く中、デスペラードは三澤トレーナーに介抱され中々戻れません。
このまま試合に戻れないと心配になりましたが、肩を押さえながらなんとか復帰。
ファンタズモの疑惑の右足を喰らうも、3カウントはBUSHIのレフリー妨害により難を逃れます。
この後、ファンタズモのスーパーキックを顔面に受けたBUSHIが場外に離脱すると、意地を見せたデスペラードがファンタズモを「狂猿」(右ストレート)とピンチェロコ2発で3カウントを奪いました。
3WAYマッチを制したデスペラードが、5度目の挑戦でジュニアの至宝を初戴冠。
第89代IWGPジュニアヘビー級王者に輝きました。
一進一退のジュニア3WAYバトルは大激戦!
最後は、デスペラードがピンチェ・ロコ連発で、ファンタズモを撃破!
デスペラードは、IWGPジュニア王座を初戴冠!
“ジュニア二冠王者”となる!!2.28大阪城ホール大会、結果はコチラ!
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ジュニア二冠王者誕生
このデスペラードの初戴冠に、ベルトを返上したヒロムがすぐさまツイートで悔しさをあらわにします。
あー悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しいから明日の手術頑張る!
— 高橋ヒロム / Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) February 28, 2021
ジュニアタッグのベルトも持つデスペラードは、これでジュニア二冠となりました。
ヒロムも成し遂げていない快挙はかなり悔しかったことでしょう。
この悔しさをバネに、今後のリハビリも頑張ってくれると思います。
久しぶりにジュニア戴冠を成し遂げられなかったBUSHIも、直接3カウントを奪われていないだけに次期挑戦者に名乗りを挙げるかもしれません。
試合後のバックステージ確認後、今後の考察を書きたいと思います。