前回ニュージャパンカップを優勝したEVILと鷹木信悟の意外な共通点

鷹木信悟【撮影:koba】
NEW JAPAN CUP




Pocket

・13愛知大会で後藤洋央紀と熱戦を制し、NEW JAPAN CUP(以下NJC)準々決勝へ駒を進めることができた鷹木信悟。

一回戦のオカダカズチカ戦に続くベストバウト級の闘いに、巷では鷹木待望論も飛び出し一躍優勝候補筆頭へ躍り出ました。

リングの上では初代IWGP世界ヘビー級王座の飯伏幸太の名前を出し、有言実行を目指すことでしょう。

 

準々決勝となる次戦は3・16後楽園ホール大会で初対決となるKENTAと闘い、勝ち上がれば「EVIL vs 矢野通」の勝者と準決勝を闘うことになります。

もし準決勝の相手がEVILになれば、こちらもシングルマッチ初対決となります。

 

EVILと鷹木信悟の意外な共通点

 

昨年NJCを優勝したEVILですが、鷹木とは元ロスインゴ同士の仲間でもありました。

因縁の相手とも言える相手ですが、そのEVILと幾つか共通点があります。

 

共通点① SANADAの新旧パートナー

 

EVILと言えばSANADAとタッグを組み、IWGPタッグ王者に2度輝きWORLD TAG LEAGUEでは2連覇を果たしました。

かつては最も人気のあるタッグチームでありましたが、EVILがロスインゴを裏切ったことによりタッグを解消しています。

そのSANADAの現パートナーは鷹木ですが、まだ結果らしい結果は残せていません。

もし準決勝で「EVIL vs 鷹木信悟」が実現すれば、ロスインゴのメンバーにとっても感慨深い対決となることでしょう。

 

共通点② 元NEVER無差別級王者

 

共にシングルプレイヤーとして誰もが認める実力者ですが、鷹木が手にしたシングルのベルトは現状NEVERのベルトのみ。

EVILもNJCを制するまでは、NEVERのベルトしか戴冠したことはありませんでした。

NJCを制し一夜にして二冠王者に輝いたEVIL。

鷹木もNJCを制した暁には、新たなベルトを手にすることになるかもしれません。

 

共通点③ トーナメントでオカダカズチカと後藤洋央紀を倒している

 

NJCの一回戦でオカダとの熱戦を制し、二冠戦で後藤を倒した鷹木。

昨年優勝したEVILもトーナメントで後藤とオカダを倒した後、優勝を果たしました。

準決勝では同門対決となるSANADA戦を制したEVILですが、共に勝ち上がれば今年のNJC決勝戦で「鷹木 vs SANADA」が実現する可能性も残されています。

鷹木がロスインゴを裏切るなんてことはありませんが、不思議な運命を感じます。

 

共通点④ 前年のトーナメントは一回戦負け

 

昨夜のマイクでも口にしましたが、鷹木は昨年のトーナメントは一回戦負けでした。

『よーし、今日勝ったということは、また一歩飯伏幸太に近づいたな。オイ、飯伏! 見てんだろ? 見てんだろ、しっかり。首を洗って待っとけ、飯伏。まあ、とは言ってもまだ『NEW JAPAN CUP』トーナメントは続くからな。まだまだ暴れ足りねえぞ、オイ! いいか、昨年、1回戦負けだったこの俺が今年は優勝というてっぺん目指して、龍の如く駆け登っていくぞーッ!

引用:新日本プロレス

 

実は昨年NJCを優勝したEVILも、その前の年のトーナメントは一回戦負けを喫しています

もしこのまま鷹木が優勝するようなことがあれば、新たなジンクスが誕生するかもしれません。

いや、それだけではなくこの共通点の多さに運命すら感じてしまいます。

 

ロスインゴを裏切り二冠王座に君臨したEVIL。

ドラゴンゲート時代に裏切りを繰り返し団体トップに登り詰めた鷹木信悟。

今の鷹木がヒールターンすることなど想像もできませんが、鷹木のNJC優勝への期待が高まっていることは事実でしょう。

 

今夜のNJC二回戦が行われれる兵庫大会は、16時試合開始です。

NEW JAPAN CUP2021トーナメント表