先日行われたG1クライマックスの公開会見で語った発言に、違和感を感じてしまったレスラーが何人かいました。
その1人が6年連続6回目の出場となる鷹木信悟です。
IWGP世界ヘビー級王座を戴冠している実力者ながら、過去優勝したこともリーグ戦を勝ち抜いたこともない鷹木。
不退転の覚悟で望むだろう鷹木が、開幕戦で闘う内藤哲也に対し、意味深な発言をしていました。
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開幕戦は7月20日(土)ごご5時から!#njpw #njpwworld #G1CLIMAX34 pic.twitter.com/CCIFAYSoOL— NJPW WORLD (@njpwworld) July 19, 2024
鷹木『内藤とのシングルは5年ぶり。勝てば先になんか見れるかもしれないけど、先のことは誰にもわからない。俺からしてみれば今回のシングルは、“最後のシングルかもしれない”そういうつもりでリングに上がろうと思っている。(※観客席からの反応に対し)おっ!? クレームじゃないのか(笑)。 オイ、内藤!さっき言ったように俺は最後のシングルのつもりでリングに上がろうと思っている。開幕戦のメイン、まっさらな状態から、何の言い訳も出来ない状態から、(7月20日)大阪の夜、IWGP世界ヘビー級タイトルマッチをするつもりでリングに上がって来い! 普段は仲間かもしれないが、大阪の夜は敵だと思ってお前のことを叩き潰してやる。俺の言いたいことは以上です』 引用:新日本プロレス |
内藤とのシングルマッチを『最後のシングルかもしれない』と語った鷹木。
今回、鷹木は最年長エントリーとなり、内藤もキャリアも年齢も2番目となり、お互い最後のG1の可能性もあるという意味で言ったのでしょう。
先日、自身のYouTubeチャンネルでG1に対する意気込みを語った時も、『ラストチャンス』という表現を使っていました。
鷹木『俺としては、まあホント今年ラストチャンスだと思ってますよ。ラストチャンス。今年行けなかったらもう無理かなぐらいに思ってる。このタイミングで本当20周年YEAR、辰年関係なく。 やっぱ昨年の内藤の印象見て俺も絶対やるんだっていう気持ちが強い中、今年はラストチャンスっていう背水の陣の気持ちで臨もうと思ってますね』 引用:鷹木信悟ちゃんねる |
年齢、キャリアを考え、今夏のG1は背水の陣で臨むということでしょう。
一方でこの発言が違う可能性への布石とも考えられます。
例えば、新日本プロレスを退団するとかロスインゴを裏切るとか…
特に前者は年齢、キャリアを考えたとき、20周年YEARという節目で今後のレスラー人生を考えたことでしょう。
今年、オカダカズチカやウィル・オスプレイが新日本プロレスを退団し、AEWに移籍しています。
もし契約が来年1月で満了となる年で、キャリアアップも選択肢の一つとして考えているなら、内藤とのシングルマッチがラストになるかもしれないという表現も腑に落ちます。
恐らく、鷹木がAEWで闘いたいと言えばトニー・カーンも二つ返事で契約書を提示するでしょう。
果たして、たかぎはどんな想いで『最後のシングルのつもりで』と言ったのか…
G1クライマックス開幕戦は、本日17時配信開始です。