東京ドーム大会後に何が起きたのか?次のタイトル戦線まとめ

東京ドーム【撮影:koba】
“独り言考察”




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005年以来となる1月以外の東京ドーム大会。

プロ野球のシーズン真っ只中で花道を作れない等の豪華さに欠ける部分もありましたが、試合内容はどれも素晴らしく東京ドームに相応しい大会でした。

メインイベントの後にはEVILが登場し物議を醸す結果となりましたが、他にも試合外のところで様々な動きがあったようです。

一体何が起きてどんな新展開が生まれたのか?

順を追って確認したいと思います。

 

高橋ヒロムが復帰宣言でタイトル挑戦

 

試合前に前説で登場した高橋ヒロムは、前説卒業と共に試合に復帰することを名言しました。

さらにIWGPジュニアヘビー級選手権の勝者に挑戦すると豪語。

ヒロムは元チャンピオンでジュニアのベルトを返上しているだけに、この要求は通ることでしょう。

今後行われる会見で明らかになると思われます。

 

オカダカズチカの次の目標はKOPW

 

東京ドーム大会で唯一のノンタイトル戦となったオカダカズチカとジェフ・コブのシングルマッチですが、タイトルマッチにも引けを取らない素晴らしい熱戦でした。

試合後、オカダはIWGPタッグ戦線に名前を出されたことに触れながらも、矢野通が失ったKOPW戦に絡む可能性を示唆しました。

 

現保持者はバレットクラブのチェーズ・オーエンズ。

 

今後、オカダがさらにアピールするのか、チェーズがオカダのコメントを見て挑発するのか注目したいと思います。

 

IWGPタッグ戦線は混沌

 

2週間でIWGPタッグのベルトを取り戻したデンジャラス・テッカーズですが、試合後に後藤洋央紀とYOSHI-HASHIが登場。

バックステージにも現れNEVER6人タッグ戦を行う代わりに、IWGPタッグ挑戦を要求しました。

この挑戦表明に内藤哲也とSANADAも割り込み、リマッチを要求。

これをタイチもザック・セイバーJr.も承諾したので、次のIWGPタッグ戦がどのチーム同士で行うのか分からなくなりました。

まずは、CHAOSが持つNEVER6人タッグのベルトに鈴木軍が挑むことになるでしょう。

 

ドーム暗転でEVILが鷹木信悟を強襲

 

当日午前中に発表された飯伏幸太の欠場と棚橋弘至のタイトル挑戦。

ビッグマッチのタイトルマッチの挑戦者が当日変わるというアクシデントはありましたが、試合そのものは素晴らしい激闘でした。

東京オリンピックに負けない盛り上がりを見せた東京ドーム大会ですが、試合後に暗転し暗闇から現れたEVILが鷹木信悟を急襲。

ハッピーエンドからバッドエンドに変わってしまいましたが、案の定バックステージでEVILがIWGP世界王座に挑戦表明をしています。

これに対し鷹木も次の挑戦者はEVILと豪語。

恐らく9月のメットライフドーム大会でタイトルマッチが行われると思われます。

 

8月にスーパー・ジュニア・タッグリーグ開催

 

東京ドームの中継終了間際に、速報として8月にSUPER Jr. TAG LEAGUE」(以下スーパージュニアタッグ)開催が告知されました。

詳細は本日ということも言っていたので、東京ドーム大会一夜明け会見で出場チーム等発表になるのでしょう。

昨年はコロナ禍の影響もあり開催されなかったので、2年振りの開催となります。

 

ちなみに2018年以降はトーナメントからリーグ戦に変更となっていますが、2012年の大会スタート以降一貫して合計16選手8組で行われてきました。

今年も同じチーム数になることが予想されます。

恐らくご覧の8チームがエントリーとなるでしょう。

【スーパージュニアタッグリーグ出場チーム】

▪︎田口隆祐&ロッキー・ロメロ

▪︎タイガー・マスク&上村優也

▪︎SHO&YOH

▪︎ロビー・イーグルス&マスター・ワト

▪︎エル・デスペラード&金丸義信

▪︎BUSHI&高橋ヒロム

▪︎エル・ファンタズモ&石森太二

▪︎外道&ディック東郷

 

順当に行けば上記のメンバーになると思いますが、個人的にはSHOはワトとタッグを組んで、YOHはロビーとタッグを組むのではと思っています。

予想というより願望に近いですが、ロッポンギ3Kが次のステージに進むためにも変化が必要でしょう。

 

大会スケジュールは8月1日から17日までの配信がある7大会と予想。

1日公式戦を4試合行えば、8チームのリーグ戦(全28試合)が終了する計算になります。

優勝チームは現チャンピオンチームに挑戦する流れとなるでしょう。

ジュニアタッグに新風が吹き込まれることに期待したいと思います。