凱旋帰国後、辻陽太はどのユニットを選ぶのか?

辻陽太【撮影:koba】
“独り言考察”




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・1後楽園ホール大会での壮行試合が発表されたヤングライオンの2人。

共に2018年4月10日にデビューを果たし、約3年間リング内外で数多くの経験を積んだことでしょう。

その間、ヤングライオンながら様々なドラマが生まれました。

中でも辻陽太には思い入れの強い選手が3選手いると思っています。

 

内藤哲也と辻陽太

 

ヤングライオンの旅立ちは毎回嬉しさと寂しさが伴いますが、シングルマッチを熱望していた内藤哲也が相手とあっては、壮行試合以上の特別な試合であることは間違いありません。

 

5.5千いいね」チャレンジは記憶に新しいことでしょう。

スペイン語で内藤をスーパースターと語った辻。

目標は達成せず対戦は実現しませんでしたが、あの努力を無駄じゃなかったと証明する結果となりました。

 

辻はヤングライオンとして最後のチャンスにどんな想いで望むのか。

昨日のバックステージでは内藤戦に向け並々ならぬ想いを語りました。

 

棚橋弘至と辻陽太

 

内藤をスーパースターと思っているならば、付け人を務める棚橋弘至は“恩人”でしょう。

アメフトばかりしていた人生で転機をとなったのは大学生の時でした。

子供の頃からプロレスを見ていた辻は、大学に向かう途中で偶然プロレスラー棚橋弘至と遭遇します。

すぐに声を掛けたときに棚橋に言われた言葉が、運命の一言となりました。

 

『いい体格してるね、プロレスやらんの?』

 

この言葉が胸に残った辻は社会人になるも入社5ヶ月で辞め、プロレスラーになるため新日本の入門テストを受けています。

棚橋の言葉でプロレスラーになった辻陽太。

棚橋が生んだプロレスラーと言っても過言ではないでしょう。

 

辻の目標は棚橋になることではなく、棚橋に勝ってIWGP世界ヘビー級王者になること。

棚橋を越える為の海外武者修行はどんな旅となるのか…

 

オーカーンと辻陽太

 

辻陽太のデビュー戦の相手は岡倫之であり、その岡からプロレスの技術を学んできました。

目標とする先輩であり、手本となるレスラーとして慕っていたのは言うまでもありません。

しかし、目標としていた先輩は突然姿を消し、数年後突然辻の目の前に現れたのはグレート・オーカーンでした。

イギリス侵略前の記憶は無いと語るオーカーンですが、辻はオーカーンに岡の影を今でも追っています。

 

棚橋とオーカーンのシングルマッチが決まった時は、ユナイテッド・エンパイアに勧誘されたこともありました。

尊敬する元先輩の誘いに心揺れ動いた瞬間もあったことでしょう。

しかし、その誘いには乗らなかった辻。

先月の後楽園ホール大会でオーカーンとのシングルマッチが組まれた辻は、試合後『宿命の相手』と語りました。

 

凱旋帰国後はどのユニットに所属するのか?

 

少し気が早いかもしれませんが、辻の凱旋帰国後どのユニットに所属するのかは非常に気になるところです。

ヤングライオン時代にトップレスラーとドラマを作った辻の凱旋帰国は、多くのファンが期待するサプライズとなるでしょう。

どれだけ成長したレスラーになっているのか、そしてどんな選手となって凱旋し、どのユニットに所属するのか?

 

辻にとって内藤、棚橋、オーカーンは憧れもありますが越えたい相手です。

憧れの選手と同じユニットに入ることも稀にありますが、ヒールターンしその選手の前に立ちはだかるパターンの方が多い傾向にあります。

今現在、棚橋は本隊、内藤はロスインゴ、オーカーンはユナイテッド・エンパイアです。

もしかしたら凱旋帰国後の辻の所属ユニットは、バレットクラブか鈴木軍かもしれません。