エディオンアリーナ大阪の会場が暗転した瞬間、多くのファンが“あの男”の登場を期待したことでしょう。
6月のドミニオンで、オカダカズチカに不本意な負け方をしたペインメーカーこと…
クリス・ジェリコ
第4試合終了後、場内ヴィジョンにクリス・ジェリコが登場!
「ペインメーカーvsエース。最高の試合になるぞ。オマエの引退試合だ!」と棚橋弘至を挑発!
1,5東京ドームでシングル戦を要求!
☆11.3大阪大会をスマホサイトで独占詳報中!
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元はと言えば、棚橋弘至がジェリコからオカダを守ったことがキッカケです。
ドミニオンで行われたIWGPヘビー級選手権で丸め込みで敗れたジェリコは、負けた腹いせに勝者であるオカダを強襲。
あの日『バカハシっ!』から生まれた遺恨は、最新のポッドキャストで“あっちでベルト巻いている男”について言及していました。
※『逸材がデビュー20周年、「ひろし」発言、「コンクルソ」問題、さらに東京ドームへの道を語る!?』でジェリコに付いて語っています
11・3大阪大会のエディオンアリーナに映し出されたジェリコのビデオレターでは、闘いたい相手と闘いたい場所と闘いたい日程を指名しました。
ここで1つ大きな疑問が残ります。
なぜ、ジェリコは1・5東京ドーム大会を棚橋との決戦の日に選んだのか?
来年のレッスルキングダムは1月4日と1月5日の2DAYSです。
1・5東京ドーム大会に出場するということは、1・4東京ドーム大会には出ないということでしょう。
1・4ではタイトルマッチが既に3つも決まっています。
新日本プロレス側から、2日目の出場を打診されたのかも知れません。
もし、1・5東京ドーム大会での試合がジェリコ側からの指定だとしたら、一体何を意味するのか?
もしかしたら…
1・5東京ドームで生まれる二冠王者への宣戦布告
ジェリコがエディオンアリーナで棚橋にビデオレターを送りつけたタイミングでは、まだダブル選手権は決まっていませんでした。
しかし、多くのレスラーが二冠を口にし、二冠戦が行われると予想していたのかも知れません。
1・5東京ドームのメインイベントは、恐らくIWGPヘビー級王者 vs インターコンチネンタル王者との二冠戦。
史上初の偉業を成し遂げた王者は、マイクで二冠達成を喜ぶことでしょう。
リングを降り特設花道を引き返すチャンピオン。
特設ステージに辿り着き、リングアナウンサーにその名をコールされた瞬間が、東京ドーム大会で一番の襲撃チャンスでしょう。
東京ドームのリングは他会場に比べ控え室から遠く、試合後の襲撃には不向きな会場です。
しかし、登場口に作られる特設ステージなら、最も控え室から近い場所と言えます。
近年のレッスルキングダムを振り返ると、特設ステージでメインイベンターの名前がコールされ、最後に花火が上がりエンディングを迎えていました。
来年の東京ドーム大会も同様の特設ステージが作られる可能性は高いでしょう。
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 4, 2019
過去、USヘビー、インターコンチ、IWGPヘビーのベルトを狙ったクリス・ジェリコが、棚橋首だけ取って満足するとは思えません。
仮に二冠チャンピオンを倒せば、1回で2つのベルトが手に入ります。
これだけ日本で二冠が騒がれているのに、興味が無いとは考えられません。
もし、本当に二冠王者を狙うことがあれば、毎年ハッピーエンドで終わるレッスルキングダムが、バッドエンドに変わってしまいます。
恐らくジェリコは棚橋に勝った後の展開しか、考えてはいないでしょう。
(勿論、棚橋も然り)
あくまでジェリコの二冠王者急襲計画は憶測でしかありませんが、棚橋を倒し襲撃が実行れれば「二冠襲撃の為の棚橋戦」とジェリコに踏み台にされたと言われてしまうかもしれません。
起きるかもしれない事件を未然に防ぐためにも、なんなら棚橋が二冠王者に挑戦表明するためにも、クリス・ジェリコにはなんとしても勝利が必要です。
いずれにしても、イッテンゴでは伝説が創られることになるでしょう。
多くの選手が主役の座を狙っています。