ジェイ・ホワイトの新日本入団に影響を与えた2人の男

ジェイ・ホワイト【撮影:koba】
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外メディアでジェイ・ホワイトのロングインタビューが公開されました。

ニュージーランド出身のジェイはイギリスでプロレスラーのキャリアを始めましたが、その理由について語っています。

Prior to joining the Young Lions system, you actually cut your teeth wrestling in the UK. What drew you to the UK scene initially?

Honestly, to me at the time, it was the only possibility. I actually was in Guernsey in the Channel Islands for 10 months. My best friend from when I was at school, he and his family were from there, obviously, he was in New Zealand for a bit then they moved back, and then when I was ready to leave New Zealand, I actually went there for 10 months to start with. I was trying to find any wrestling school in England to be honest and I just happened to search in Portsmouth, because you could get a ferry there from Guernsey. I had no idea about the wrestling scene in UK or anywhere, to be honest, I was just trying to find a wrestling school and get started anywhere. and it just so happened that I found VPW, Varsity Pro Wrestling in Portsmouth and managed to train under the UK Kid there. So that worked out for me, then in January 2013 I met Prince Devitt or Finn Balor – whatever we wanna call him – and then obviously a year later from that, I ended up in Japan.

インタビュアー『ヤングライオンシステムに参加する前、あなたは実際にイギリスでプロレスを始めました。最初にイギリスのシーンに惹かれたのはなぜですか?』

ジェイ『正直なところ、当時の私にはそれが唯一の手段だった。チャネル諸島のガーンジー島に10カ月ほど滞在していたんだ。学生時代の親友である彼とその家族がガーンジー出身で、彼はしばらくニュージーランドに滞在した後、戻ってきた。正直なところ、イギリスのレスリング・シーンもどこの国のレスリング・シーンも知らず、ただレスリング・スクールを探して、どこでもいいから始めようとしていたんだ。そして、たまたまポーツマスでVPW(バーシティ・プロレス)を見つけ、そこでイギリス人のキッドの下でトレーニングすることができた。その後、2013年1月にプリンス・デビット、あるいはフィン・ベイラーと出会い、その1年後に日本に行くことになったんだ』

引用:Inside The Ropes

 

実はジェイがヤングライオン時代に公開された「NJPW OnTheRoad」で、この時の詳細を語っています。

『(スタッフに日本にやってくるまでの道のりを聞かれ)まず、2013年2月にイギリスでデビューして、それでいくつかの試合を経験した後、ブライアン・ディックソンがやっている団体に入りました。もうこの業界に40年以上いる人なんですけど、彼が運営する夏のイベントでプロレスをしてみないかって言われて、日本のプロレス文化とは全然違うんですけどすごくいい経験をしましたね。

たしかライガーさんもずっと前に来たことがあったんじゃないかな。80年代…いや70年代かな?小島さんも天山さんもタイガーマスクさんもそのイギリスのイベントに来たことがあると聞きました。日本の選手だけじゃなくてドラゴン・リーとかカイル・オライリー、ボビー・フィッシュとかも、僕がWWEで大好きだったダニエル・ブライアンもイギリスのプロレスでは大きなイベントだったんですごくいい経験になりました。

デビューから1年後の2014年にプリンス・デヴィットをイベントに呼ぶって聞いたんです。実は当時はまだ彼のことを知らなくて、トレーナーの友達に聞いたら「プリンス・デヴィット知らないの?すごい選手だよ」って言われて、それは楽しみだなって話してたんです。その時、デヴィットが新日本に所属しているってことを知りました。新日本プロレスはそれまでにも昔のペガサス・キッドやクリスチャン・ケイジたちの試合映像は観たことがあったんですが、最近の新日本で初めて観たのがプリンス・デヴィットが飯伏幸太と戦った試合でしたね。レッスルキングダムの…いつのだったかな…2014年だ。IWGPジュニアのタイトルマッチでした。プリンス・デヴィットがきっかけで初めて日本のプロレスを観たんですけれど、今まで自分が観てきたWWEのようなアメリカのプロレスとまったく違ったので、ものすごい衝撃をうけました

引用:NJPW WORLD

 

プリンス・デヴィットがキッカケで新日本の試合を見て、「プリンス・デヴィット vs 飯伏幸太」のタイトルマッチを見て衝撃を受けたと語ったジェイ。

 

プリンス・デヴィットがいなければ新日本にジェイが存在しなかったかもしれませんが、飯伏幸太が与えた影響も大きかったのだろうと思います。

その飯伏と今年のレッスルキングダムのメインイベントで闘ったジェイ。

この時は敗北してしまいましたが、いつかまた東京ドームのメインでリベンジのチャンスに辿り着くことを楽しみにしています。

そして、その時はまた違う結末が待っているのかもしれません。