WORLD TAG LEAGUE(以下WTL)とベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(以下BOSJ)のリーグ最終戦が行われた12・6福岡大会。
史上初の同時開催となったWTLとBOSJですが、長かったリーグ戦も遂に終戦。
残すは日本武道館の決勝戦を残すのみとなりました。
~BOSJ最終戦の行方~
BOSJは最終戦を前に高橋ヒロム、SHO、石森太二、エル・デスペラードが勝点12で並ぶ展開。
第5試合で登場したヒロムは、タイムボムIIを決めマスター・ワトに貫禄勝ち。
ヒロムは勝点を14に伸ばし、他の選手の結果を待ちます。
第7試合は勝点12同士のSHOと石森の一戦。
初対決となったヒロムを破り勢いに乗るSHOでしたが、王者の牙城を崩せず惜敗。
この時点でSHOは脱落、石森は勝点14に伸ばすもこのあと試合を控えるデスペラードの結果次第となりました。
セミファイナルで行われたデスペラードとBUSHIの一戦。
既に優勝決定戦進出の可能性のないBUSHIですが、前節DOUKIに敗北しているだけに2試合続けて鈴木軍に負ける訳にはいかないでしょう。
しかし、この日最後に笑ったのはBOSJ優勝を宣言していたデスペラード。
この結果、ヒロム、石森、デスペラードが勝点14で並ぶも、他の2人に直接対決で負けている石森は脱落。
日本武道館で行われる優勝決定戦は、「高橋ヒロム vs エル・デスペラード」に決定しました。
高橋ヒロムVSエル・デスペラード
大嫌いなお前へ、覚悟なんかとっくに決めてるから
この感情を12.11日本武道館に持っていく。#njpw #njbosj— 高橋ヒロム / Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) December 6, 2020
エル・デスペラードvs高橋ヒロム
「別に」から「大嫌い」に格上げしてくれてる
公式戦で俺がやった事は何一つ間違いじゃなかったって事の証明だ
俺はまたちゃんとお前の目の前に立つから
もっともっともっともっともっと俺を楽しんでくれ
— El Desperado (@ElDesperado5) December 6, 2020
~WTL最終戦の行方~
WTLは6チームが勝点10で並ぶ大混戦となりました。
第4試合に出場したタマ・トンガとタンガ・ロアは、試合開始前から棚橋弘至&トーア・ヘナーレ組を急襲。
なりふり構わない試合運びでタマ&ロア組は勝点を12に伸ばしました。
第6試合に出場した鷹木&SANADA組は優勝候補最有力と目されたチーム。
優勝決定戦進出には最低でも勝利が必要でしたが、ジェフ・コブのツアー・オブ・ジ・アイランドを喰らった鷹木が3カウントを奪われ万事休す。
この時点で鷹木&SANADA組は敗北となります。
第8試合は勝点トップ同士となる石井智宏&矢野通 vs タイチ&ザック・セイバーJr.の一戦。
元IWGPタッグ王者と現IWGPタッグ王者の一戦は、現王者が意地を見せタイチ&ザック組が勝利しました。
この時点で石井&矢野組は脱落、タイチ&ザック組は勝点を12に伸ばしましたが、優勝決定戦進出はメインイベントの結果に委ねられます。
福岡大会の10試合目は、全大会王者のジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー組と、後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組の一戦。
タッグチームとしても成熟しているチーム同士の闘いはハイレベルな一戦となりましたが、二連覇を狙うジュース&フィンレー組が勝点を積み上げました。
この結果、3チームが勝点トップで並びました2組に直接対決で負けているタイチ&ザック組がこの時点で敗退。
WTLの優勝決定戦は「タマ・トンガ&タンガ・ロア vs ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー」に決定しました。
試合後、マイクを握ってアピールを試みるもG.o.Dが急襲。
日本武道館のWTL優勝決定戦も、G.o.Dはなりふり構わず初優勝を狙うことでしょう。
メイン後、G.o.Dが武道館決戦へ強烈デモンストレーション!
タマ「遊びじゃないんだよ。ジュース、フィンレー、リマッチだ。お前たちに祝杯は用意されてない。なぜなら、俺たちG.o.Dがすべて飲みつくすからだ!」
12.6福岡大会の結果はコチラ!https://t.co/ggMJo8wIXN#njwtl pic.twitter.com/OYdunnz4M2
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) December 6, 2020
優勝決定戦の舞台は12・11日本武道館。
未だ全対戦カードは発表になっていませんが、注目はBOSJとWTLのどちらがメインを飾るかでしょう。
運命の日まであと4日。
当日は約20年振りに日本武道館で観戦してきます!