新日本プロレスの2022年ドリームマッチ構想

東京ドーム大会【撮影:koba】
雑感




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021年も残り数日となりましたが、目下の楽しみは1月4日、5日の東京ドーム大会、1月8日の横浜アリーナ大会でしょう。

前者は年間最大興行のイッテンヨン・イッテンゴであり、後者は新日本プロレスとプロレスリング・ノア(以下NOAH)との対抗戦であります。

1・8横浜アリーナ大会のチケットは完売、ダブルドーム大会はまだチケットの購入が可能です。

 

2022年のスケジュールはコロナ禍前に戻る予定

 

コロナ禍の影響で年始恒例のファンタスティカマニアの開催はありませんが、すでにNEW JAPAN CUPまでのスケジュールが出ています。

【LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ】
2022年1月20日 (木)  〜 2022年2月20日(日)
東京/群馬/栃木/福島/愛知/東京/茨城/千葉/東京/埼玉/山形/宮城/大阪/東京/北海道

旗揚げ記念日】
2022年3月1日 (火)
東京
NEW JAPAN CUP 2022】

2022年3月2日 (水)  〜 2022年3月27日(日)
東京/福島/東京/山梨/愛知/兵庫/香川/岡山/静岡/東京/新潟/大阪

※国内の大会スケジュール

 

以前もブログ内で触れていますが、週刊プロレスのインタビューで新日本の菅林会長が来年以降は通常のスケジュールに戻すと断言していました

G1クライマックスは夏開催、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアもできれば5月〜6月に戻したいと語っています。

また通常スケジュールとは別に、旗揚げ50周年イヤーに相応しい企画やイベントもイレギュラーも盛り込むとのこと

その第1弾がNOAHとの対抗戦と言えるでしょう。

 

ドリームマッチやドリームイベントを惜しみなく実現

 

菅林会長の発言と繋がる話になりますが、新日本の大張社長はメディアのインタビューで経営と旗揚げ50周年について答えています。

 

インタビュー内で『2022年に創業50年となりますが、バトンを受け継ぐ思いは』という質問に対し、来年の巻き返し案を語りました。

『創業者のアントニオ猪木さんから始まって、数え切れないレスラーの方々が命をかけ、何千万人のファンを魅了してきた新日本プロレスは国宝みたいなもので、白い手袋をはめて預かるような気分です。プロレスの力でコロナから世界が立ち上がる年と考えて、ドリームマッチやドリームイベントを惜しみなく実現させたいですね

引用:zakzak by 夕刊フジ

 

コロナ禍3年目となる来年ですが、1月29日の後楽園ホール大会を皮切りに座席と座席の間隔を空けない従来の座席設定に戻すとアナウンスしています。(対応は会場により異なる)

後楽園ホールで言えば満席でも700席弱だった席数は、今後は満席で1400〜1500席前後になるということです。(立見席と最前列の「い列」を除いた試算)

会場キャパが倍にできる状況になれば、これまでの“守りの興行”から“攻めの興行”に転じるでしょう。

大張社長の『ドリームマッチやドリームイベントを惜しみなく実現させたい』という発言は、攻めるタイミングになったことを意味するんだと思います。

 

通常興行スケジュール以外にドリームマッチやドリームイベントが増えれば、各シリーズの大会にもその恩恵があると期待しています。

そして、2022年はコロナ禍復興元年となるでしょう。

来年の今頃はプロレスが復興した景色が見られるかもしれません。

惜しみなくドリームマッチやドリームイベントを実現させるという大張社長の言葉に、希望を持ちたいと思います。