元旦に行わられたプロレスリング・ノア(以下NOAH)の日本武道館大会。
メインイベント終了後、リング上に金剛のメンバーが集まり、1月8日の新日本プロレスとの対抗戦に向け全面戦争とも取れる挑発を行いました。
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🎤拳王が王者・新日本プロレスへ一言物申す🔥🔥🔥
\拳王「1.8ノアvs新日本プロレス対抗戦。新日本にメリットがない?あぁ?G1覇者がオリンピック選手に中学生が対決する?テメーらが困っているから、俺達の力を借りようとしてるんだろ!!」#あけまして日本武道館 #noah_ghc #njpw pic.twitter.com/YmqBPvAPoZ
— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) January 1, 2022
『新日本プロレス1.8横浜アリーナで、ノア対新日本プロレス対抗戦が行われる。新日本プロレスのチャンピオンが、新日本プロレスにメリットがない!? “G1”覇者がオリンピック選手と中学生が対決するみたいだ!? テメーらが困っているから、俺たちの力を借りようとしてるんだろ!』
引用:新日本プロレス
まずは鷹木信悟とオカダカズチカの対抗戦に対するコメントを大批判した拳王。
さらに内藤哲也の“お客様”扱いコメントに対しても、天狗になっていると挑発しました。
『日本で一番人気があるユニット、それは認めよう。そのトップがお客様としておもてなしする? ナメてんじゃねーぞ!」と語り、その上で「いつまで、何年も何十年も日本のトップにいるから、テメーらの考えがおかしくなってんじゃねーのか? オイ、いつまでもな、天狗になってんじゃねーぞ! いつまでもな、新日本プロレスが業界のトップ? そんな序列でテメーらは、日本のプロレスが観たいか?』
引用:新日本プロレス
これまで新日本のロスインゴとNOAHの金剛は比較され、内藤と拳王も互いの発言が似ていると度々比べられてきました。
拳王の発言を聞く限り、ロスインゴをかなり意識していたことも考えられます。
NOAH元日大会まで1・8の対抗戦について殆どコメントを発していなかった拳王ですが、新日本に対するライバル心を吐き出した形となりました。
元日、日本武道館
ベルト防衛したぞ。そして最後リング上で言ったことが全てだ。#あけまして日本武道館 最高だった。#noah_ghc pic.twitter.com/7e6GNO5ycQ
— 拳王 (@kenoh_prowres) January 1, 2022
対抗戦のメインはロスインゴvs金剛か
新日本とNOAHの対抗戦が行われる1・8横浜アリーナ大会ですが、試合順と試合形式は発表されていません。
対戦カードが発表になった時、「オカダ&棚橋 vs 武藤&清宮」がメインになるのではと思いましたが、今はロスインゴ対金剛がメインを飾るのではと思えてきました。
金剛の中嶋勝彦と拳王は、共に元日大会でベルト防衛に成功しています。
GHCヘビー級王者とGHCナショナル王者がいる金剛ですが、ロスインゴはチャンピオン不在という訳にはいかないでしょう。
現王者の鷹木はIWGP世界ヘビー級王者として対抗戦に臨めるかどうか。
プレッシャーが大きくなったレッスルキングダムのメインとなりそうです。
中嶋は鷹木より内藤に興味
元日に潮崎豪との死闘を制した中嶋ですが、過去2度対戦して2回勝っている鷹木より、2016年のG1クライマックスで対戦して敗北した内藤に興味を示しました。
中嶋「2度勝ったんだよ鷹木信悟、お前には別に興味がない用事もない。だけどな同じメンバーにいる内藤哲也。あいつには勝ったことがないんだ。楽しみにしておけ新日本プロレス。そして新日本プロレスファン。ぶっ壊してやる」
#あけまして日本武道館 #noah_ghc #njpw pic.twitter.com/rGzpuzQW2L— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) January 1, 2022
6年前のG1で、19分を超える激闘も内藤のデスティーノで敗れた中嶋。
あの日、また内藤の前に現れると誓った中嶋は、今度はGHCヘビー級王者として内藤も向き合うことになります。
『内藤哲也、内藤哲也、俺が中嶋勝彦だ。それだけじゃ終わらせない。今日だけじゃ、終わらせない。俺は、誰にも止められない。絶対、必ず、内藤哲也、あんたの前に現れる』
引用:新日本プロレス
一方の内藤哲也も、拳王より中嶋を意識。
先週発売の週刊プロレスで、闘ったことのない拳王より2016年のG1で闘った中嶋と再び闘えることを楽しみにしていると答えています。
1・8横浜アリーナ大会の対抗戦でロスインゴ対金剛がメインイベントになるなら、試合形式は「イリミネーションマッチ」になると予想します。
1人づつ脱落した結果、最後の2人に内藤と中嶋が残るようなことになれば…
新日本とNOAHの対抗戦は点で終わらず線になるかもしれません。
これもまた運命でしょう。