日本武道館で行われた新日本プロレスの記念すべき「旗揚げ記念日」大会。
NJPW WORLDでは3月15日以降の配信ということだったので、なんとか仕事のスケジュールを調整し現地観戦を敢行。
今の新日本プロレスの選手とレジェンドの共演は、50周年に相応しい豪華な大会でした。
温故知新な対戦カード、ジュニアの今後を占うカード、旗揚げ記念日という日だから実現したスペシャルカードなどなど。
撮った写真は私のSNSにアップしているので、気になる方はトペブロTwitterアカウントをご確認ください。
3・1旗揚げ記念日@日本武道館
オカダカズチカ選手❗️
フォロワーさんはご自由にお使いください。
#njpw50th pic.twitter.com/PS82m5u4L8— tope-suicida prowrestling blog / トペブロ (@tope_tokyo) March 1, 2022
ジェイ・ホワイト派かタマ・トンガ派か
見どころいっぱいの大会でしたが、どうしても旗揚げ記念日とは関係ない“ある事”が気になっていました。
それは日本にいるバレットクラブのメンバーが、ジェイ・ホワイト派なのか、タマ・トンガ派なのかということです。
まだ知らない方のために説明しますが、インパクトレスリングでグッドブラザーズのタイトルに挑戦したG.o.Dに対し、試合途中に現れたジェイがタマを急襲しました。
そして、ジェイは最強のバレットクラブを創ると宣言。
タマ・トンガとタンガ・ロアを用済みと言い放ち、追放とも取れる発言を残しました。
今確定している新生バレットクラブの仲間は、インパクトレスリングのタッグ王者であるカール・アンダーソンとロク・ギャローズ、そしてクリス・ベイの3人。
バレットクラブの新たなTシャツを作り、ユニットの象徴的なTOO SWEETポーズも下に下げずに上に掲げようと提案しました。
このジェイの言動はNJPW WORLDでも字幕付きで公開され、国内にいるバレットクラブのメンバーもこの事実を知っていることでしょう。
リーダーのジェイかオリジナルメンバーのタマか、どちら側に付くか迷ってるメンバーもいるかもしれません。
旗揚げ記念日大会のバックステージでは、外道がバレクラメンバーにジェイの伝言を伝えました。
外道「(英語で3人に向かって)俺が今から言うことをよく聞けよ……。ジェイ・ホワイトからメッセージを預かってる。ジェイは『お前はどっち側に付くんだ? お前たちが正しい選択をしてくれることを願ってる』って言ってる。俺もそう思うよ」
BSコメント全文は
⇒https://t.co/2yHIjRLvgG#njpw50th pic.twitter.com/6Xzf2g5OdR— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 1, 2022
『お前はどっち側に付くんだ? お前たちが正しい選択をしてくれることを願ってる』
とは言え、日本にいるバレットクラブのメンバーはNEW JAPAN CUP(以下NJC)の公式戦を控えており、トーナメントに集中したいところでしょう。
タマ・トンガとタンガ・ロアも日本に戻ってくるので、ここでジェイ派を主張すればタマとの衝突は避けられません。
事実、旗揚げ記念日大会のバックステージでもこの件に触れる選手はごく一部でした。
恐らく、殆どのメンバーは静観の構えを取るのでしょう。
ある選手を除いては…
ジェイ派を主張したファンタズモ
旗揚げ記念日大会の第一試合と第二試合に出場したバレクラメンバー。
基本的に試合前後でTOO SWEETポーズを行うので、変化があるのかどうか観察してみました。
従来通り下げて足下でタッチするのか、それともジェイが提案するポーズを挙げるのか。
第一試合に登場したハウス・オブ・トーチャーの4人は従来通りTOO SWEETポーズでした。
写真は試合後の様子ですが、試合前も同様のジェスチャーを行なっています。
第二試合の試合前も従来通りのTOO SWEETポーズを行ったバッドラック・ファレ、石森太二、エルファンタズモ。
しかし、試合後ファンタズモだけが数秒間手を挙げたままでした。
この後、何事もないようにTOO SWEETポーズを足下に下げたファンタズモ。
しかし、明らかに意図して手を掲げていたように見えました。
恐らく、自分はジェイ派だと伝える為のメッセージなのでしょう。
この場面がCSテレ朝チャンネルの配信に映っていたかどうかは分かりませんが、G.o.Dに見つかるリスクよりも、ジェイ派をアピールすることを選らびました。
ジェイがいつ来日するか分かりませんが、メンバーの言動はチェックしているでしょう。
場合によっては、G.o.D同様に他のメンバーもバレットクラブから追放される可能性が考えられます。
レッスルキングダムでシューズに仕込んだ鉛を明かされて以降、ファンタズモは弱気な発言が目立っていました。
今のままでは追放されるかもと考え、いち早くジェイ派をアピールしたのかもしれません。
ファンタズモの行動が吉とでるのか、凶とでるのか。
場合によってはNJCシリーズの最中に、ユニット間に亀裂が入るような事件が起きるかもしれません。
ファンタズモとの再会時、タマはどんな行動を取るのか…
Jay White fell off. https://t.co/UV4syMizKU
— Tama Tonga (@Tama_Tonga) March 1, 2022