2022年4月21日は、世界のプロレスシーンにおいて歴史的な1日となりました。
なんと、AEWダイナマイトに新日本プロレスの大張社長が登場。
AEW社長のトニー・カーンと握手を交わすと、史上初の合同興行『AEW x NJPW: Forbidden Door』が発表となりました。
【電撃決定!】
なんと日本時間・6月27日(月)シカゴにて、AEWと新日本プロレスが“合同興行”を開催!新日本プロレスワールドにて日本語実況PPVライブで配信!!
詳細は
⇒https://t.co/xU0bxcZKV0#AEWxNJPW #njpwworld pic.twitter.com/bDI38Mb01m— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) April 21, 2022
日程は現地時間の2022年6月26日(日)に、シカゴのユナイテッド・センターで開催されます。
同興行は日本時間の6月27日(月)に、NJPW WORLDにてPPVライブ配信されることも告知されました。
◢◤◢◤緊急 発表◢◤◢◤
日本時間・6月27日(月)シカゴにて、#AEW と #新日本プロレス が“合同興行”を開催! #新日本プロレスワールド にて日本語実況PPVライブで配信!!
価格や販売日などは、後日発表!#AEWxNJPW #njpwworld #AEW #NJPW pic.twitter.com/oZNjOraPAA
— njpwworld (@njpwworld) April 21, 2022
数日前から噂になっていた新日本とAEWの合同ショーですが、世界中のプロレスファンが歓喜に沸いた1日となったことでしょう。
いつか実現するとは思っていましたが、こんなにも早いタイミングで実現するとは思いもしませんでした。
歴史的な合同ショー開催に向け、トニー・カーンと大張社長がファンメッセージを発信しています。
トニー・カーン『世界がコロナ禍を脱し再開を始める中、世界がどよめく“禁断の扉”が開こうとしてます。今日、我々AEWとニュージャパンプロレスリングはファン待望の究極ドリームイベント「Forbidden Door」の発表に至りました!
この大会を開催する会場はAEWのホームとも言えるシカゴで最も歴史のあるUnited Centerです。昨年、「The First Dance」大会でCM パンク選手が7年ぶりにプロレスマットに復活を果たした記念すべき会場です。この夏、世界中のファン必見のAEWとニュージャパンによる史上空前の大イベントを是非ご期待ください!』大張社長『新日本プロレスは創業以来50年にわたり、皆様の夢を叶え続け、元気をご提供し続けて参りました。特に現在、それは我々だけではなく、プロレス業界全体にとって極めて重要な使命です。我々は単に扉を開けるだけではありません。我々新日本プロレスは、「禁断の扉」の向こう側で、本物のストロングスタイルをお見せします』
引用:新日本プロレス
AEW x NJPWにスターダム選手が出場の可能性
世界中のプロレスファンがドリームマッチを想像していますが、一方で同じブジロード傘下のスターダムの選手が出場するかどうか気になっているファンもいると思います。
AEWには女子レスラーもいますが、新日本プロレスには全くいません。
現状はAEWで活躍中の女子レスラーは、今回の合同ショーに参加するかどうかは不透明と言えるでしょう。
この件に関して、新日本の大張社長が米国大手メディアに独占的にコメントを残しています。
『NJPWの50周年記念のテーマは、ファンと共に祝うだけでなく、何十年にも渡って私たちを支えてくれたすべての人に何かをお返しすることです。特に、世界的なパンデミックから立ち直った今、もっともっと頑張らなければいけないと思っています。夢のある試合やシチュエーションを実現し、プロレスの力を人々に伝え、明るい新時代を切り開いていくことが私たちの使命です。今、日本のファンをはじめ、世界中でAEWとその才能が注目されつつあり、私たちにとって、世界中のファンがひとつになるための理想的なパートナーです。AEWは、短期間に大きな成長を遂げました。ファンの視点から見ると、それは消費者の「満たされていないニーズ」を満たしていることと大いに関係があります。クリエイティブなマッチメークとエキサイティングなプロレスが、アメリカのプロレス事情に幻滅していたファンを満足させることができたのです。ビジネス的な観点からも、この分野に新たに参入した企業が、新鮮なアイデンティティを活用し、これほど効果的なメディア戦略を構築できたことは、非常に素晴らしいことだと思います』 ブシロードはNJPWだけでなく、STARDOMの親会社でもあります。STARDOMは近年、NJPWのレスリングキングダムで存在感を示しており、大張はSTARDOMがAEWに来ることを否定しません。 『これはAEW x NJPWのイベントです。しかし、今回のキーワードは “Never say never”です。実際にはAEWとスターダムの未来は誰にもわからないということです』 引用:Fightful |
NJPW CEO Takami Ohbari Says ‘Never Say Never’ Regarding AEW And Stardom, Comments On Forbidden Door https://t.co/0jXgWZHDHg
— Fightful Wrestling (@Fightful) April 21, 2022
合同興行『AEW x NJPW: Forbidden Door』の発表数日前、海外メディアがトニー・カーンに質問した際、この噂を否定することはありませんでした。
今回の歴史的イベントへのスターダムの参戦を、大張社長はトニー・カーンの対応と同様に否定していません。
2019年にマディソン・スクエア・ガーデンで行われた新日本とROHの合同興行では、岩谷麻優がROHの女子部門のベルトに挑戦しています。
AEWにも女子世界王座のタイトルがあり、最低でも女子部門のタイトルマッチが行われる可能性は十分あるでしょう。
その相手がスターダムの選手であれば、新たな禁断の扉が開くことになります。
まさしく、興行名「Forbidden Door(禁断の扉)」に相応しいカードとなるでしょう。
Tonight!!!#G1Supercard#ROH #WOH #njpw pic.twitter.com/zNIQDgyxWN
— 岩谷麻優 MayuIwatani (@MayuIwatani) April 6, 2019
大張社長は将来的なAEWとスターダムのクロスオーバーに付いても否定しなかったとのことです。
今回の歴史的合同興行にスターダムの選手が出場するかどうか。
そして、出場するなら誰が選出されるのか…
『AEW x NJPW: Forbidden Door』に向けての妄想は膨らむばかりです。