DOUKIの『噛ませ犬』発言にエル・デスペラードが憤怒

DOUKI【撮影:koba】
雑感




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カタイチマニア2.5にエル・デスペラードのタッグパートナーとして出場したDOUKI。

試合は葛西純に3カウントを奪われ敗者となってしまいましたが、そのDOUKIがSNSで『噛ませ犬』発言したことに対し、デスペラードが反論しました。

 

悔しいが故の『噛ませ犬』発言だったと思いますが、葛西純とデスペラードの引き立て役になってしまったという想いがあったのでしょう。

もしかしたら、そうしなければならないと頭の片隅にあったのかもしれません。

デスペラードと葛西の第2ラウンドに向けたインタビュー動画には、DOUKIのインタビューのみ含まれていませんでした。

葛西純とそのパートナーの本間朋晃のインタビューがあったにも関わらずです。

 

今回のタッグマッチの見どころはデスペラードと葛西の再会ですが、なぜ葛西のパートナーが本間かというところにクローズアップしたかったのでしょう。

デスペラードのパートナーのDOUKIが適任というのは周知の事実であり、本間が出場する意味の説明は必要不可欠だっと思います。

しかし、4人の内、1人だけインタビューがなかったことに悔しさを抱いて試合に臨んでいたのかもしれません。

その結果が『噛ませ犬』発言に繋がったんだと思います。

 

DOUKIは噛ませ犬だったのか?

 

まだ試合を見ていない方も多くいると思うので、試合の詳細には触れませんが、葛西純と本間朋晃の活躍が光った試合だったと思います。

デスマッチ巧者だったが故でしょう。

本間のドラゴンスクリューwithラダーやリバースタイガーデストロイヤーonパイプ椅子など、通常の試合では見ることのできない技に、場内は声にならない歓声が湧き上がりました。

その技を全て受け切ったのはDOUKIです。

勝者が光り輝くのは対戦相手に依存する部分が大きいと言えます。

DOUKIの粘りや闘う姿勢が強かった故、歓喜に沸いた試合になったと思っています。

 

なにより、デスペラードと葛西純の再戦に絶対必要なピースだったことは強調しなければいけません。

『言葉はよく考えて使え』と指摘したデスペラードですが、DOUKIの価値を誰よりも理解しているが故の叱咤だったんだと思います。

 

5月15日名古屋で開幕するベスト・オブ・ザ・スーパージュニアですが、デスペラードとDOUKIは同じBブロックになります。

2人の対決はリーグ終盤戦である5・28幕張大会。

全10公式戦がある中のメインイベントです。

これが一体何を意味するのか。

 

あの試合においてDOUKIは決して『噛ませ犬』ではありませんでした。

デスペラードと葛西の遺恨の始まりはDOUKIであり、あの試合の最重要人物と言えます。

DOUKIがいなければタッグマッチは成立しなかったでしょう。

DOUKIは新日本プロレスに欠かさない選手であり、新日ジュニアの主役の一人です。