今週号の週刊プロレスは、もう目にしましたでしょうか。
先週号で予告していた通り、週刊プロレスがオールカラーページでリニューアル発刊しました。
【週刊プロレスmobile】「週プロ早版」4月8日(水)発売号更新~オールカラー化記念 ロス・インゴ初の6人揃い踏み実現/木谷オーナー注目発言「業界集って夏にオールスターを」/潮崎が語る30分視殺戦の真実/W-1無観客後楽園でラスト 定価560円 https://t.co/1SK0RmdeGH #週プロ #週プロモバイル pic.twitter.com/QraMDXsUR9
— 週刊プロレス (@shupromobile) April 7, 2020
プロレスファンのバイブルであり、新型コロナウイルスの影響で通常興行ができない中、今最もポジティブなニュースかもしれません。
紙媒体が衰退する中、オールカラーに変更する事ができるということは、売上推移は悪くないという事でしょう。
記念すべきリニューアル初回の表紙は、WRESTLE-1ラスト興行でもなく、全日本プロレス初の無観客興行でもありません。
最も週刊プロレスの販売促進に貢献できるだろう、ロスインゴのメンバー6人勢揃いの表紙となりました。
私はデジタル雑誌派(mobileプレミアム)ですが、記念すべきオールカラーの週刊プロレスは完売店が多く、なかなか手に入らないそうです。
まだ入手できていない方は、電子書籍版もお勧めします。
週刊プロレス 2020年 4/22号 No.2061【電子書籍】[ 週刊プロレス編集部 ]
オールカラーとなった週刊プロレスですが、巻頭から11ページに渡りロスインゴ6人全員によるインタビューが掲載されました。
貴重な6人揃ってのインタビューでは、ファンから公募した質問にも答えています。
特に気になるのはEVILの意味深発言です。
どんな事を語ったのか、本誌で確認してください。
2020年に起こりうる可能性がある意味深発言かもしれません。
ロスインゴインタビューに続き、新日本プロレスのオカダカズチカのインタビューも載っています。
試合を開催できないこと、無観客試合への想い、さらにはオールスター戦についても語っていました。
最短で今夏オールスター戦開催というのも、不可能ではないのかもしれません。
新日本特集に続いてGHCヘビー級王座である潮崎豪のインタビューも掲載されています。
個人的に特に注目していたのが、拳王の連載と鈴木秀樹の新連載で語った潮崎豪と藤田和之のGHCヘビー級選手権について。
30分以上の睨み合いで反響を呼んだ話題の試合を、2人それぞれの目線で解説しています。
この試合に関しては当ブログでも感想を書いているので、気になる方は読んでみてください。
他団体の状況にも詳しい拳王は、今週号から毎週連載に変わりました。(元々は隔週連載)
今週号も今最も敵対する、高木三四郎社長に噛み付いています。
このインタビュー時は、まだ高木のSNSでの反論を見ていないのでしょう。
今後の舌戦が楽しみです。
オレの週プロ連載「拳王のクソヤローどもオレについて来い!!」が毎週&カラーになったぞ。
コスチューム写真も新しく撮り直した。
っていうか、オレの連載がカラーになるのかと思ったら、
週プロがオールカラーじゃねぇか!#noah_ghc #週プロ pic.twitter.com/vWaTiM3lBx— 拳王 (@kenoh_prowres) April 7, 2020
今週号の週刊プロレスはオールカラーになったことにより、写真集さながら仕上がりになりました。
近年のプロレスラーは美男美女が多く、ファッションモデルの様な選手もいます。
結果、プロレス雑誌とオールカラーの紙面は相性が良いのでしょう。
そして、今週号からオールカラーになった目玉はあのページ以外ないでしょう。
プロレス雑誌とは思えない、イケメン2人のグラビア写真。
これがコンビニや本屋の書店に置いてあったら、ananと見間違えることでしょう。
(……きこえますか…ファンの皆さん…今… あなたの…心に…直接… 呼びかけています… 週プロです…週プロを手にするのです…くるっと裏に返すのです…まちがってないです…それは…プロレス雑誌です…)#noah_ghc #週刊プロレス #AXIZ🌹 pic.twitter.com/OR3QamJjeh
— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) April 8, 2020
素材が良いことは勿論、フォログラファーのセンスが凝縮された写真です。
裏表紙を飾った潮崎豪と中嶋勝彦は、間違いなく2020年の話題の中心になるでしょう。
表紙でファン層が幅多い新日本のロスインゴファンを取込み、裏表紙で女性の目線を釘付けにする作戦は、週刊プロレスの悪意を感じます。
(勿論、良い意味での悪意です)
各プロレス団体が通常興行を行えない中、有形で毎週情報を発信してくれる週刊プロレスは、貴重な存在です。
プロレスロスへの一番のビタミンは週刊プロレスかもしれません。