全日本ジュニア王者が次期挑戦者に新日ジュニアを指名

【撮影:koba】
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・15名古屋大会で開幕した、新日本プロレスのジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(以下BOSJ)。

3年振りに5月にに戻り、大勢の外国人レスラーが参加する豪華な大会になりました。

それでも開幕戦を現チャンピオンの石森太二と前回大会準優勝のYOHが務めるというのは、所属レスラーに確固たる自信があるということでしょう。

 

全日本プロレスの現ジュニア王者が新日本プロレスのジュニア選手を指名

 

新日本プロレスのジュニアの祭典が行われた同日、全日本プロレスでは世界ジュニアヘビー級選手権が行われていました。

札幌で行われたビッグマッチのセミファイナル、現王者は今回で3度目の防衛戦となった佐藤光留です。

児玉裕輔の挑戦を退けた現王者の光留は、試合後マイクを握り以外な選手の名前を挙げました。

 

タイガーマスクとルーツが一緒と語った佐藤光留。

この発言を記者が名古屋大会のバックステージでタイガーマスクに伝えると、光留の言い分は否定するも、王者からの指名を快諾しました。

 

目新しい選手が大勢参加となった今年のBOSJですが、常連だったタイガーマスクはエントリー外。

そのタイミングで他団体王者から指名が入ったとなれば、断る理由は少ないでしょう。

 

今年、旗揚げ50周年となる新日本プロレスと全日本プロレス。

後楽園ホール主催の「還暦祭」でコラボ興行を行った両団体ですが、これで終わりではないでしょう。

佐藤光留がタイガーマスクの名前を挙げたことで、タイトルマッチが行われる前に前哨戦が組まれる可能性もあります。

前哨戦が組まれれば他の新日本の選手が、全日本の選手と闘う可能性もあるという訳で…

新日本と全日本でもっと大々的な交流が行われるかもしれません。

 

BOSJが終わると翌月にはヘビー級の祭典「G1クライマックス」が行われます。

全日本所属レスラーでこのG1に参加したいとアピールする選手がいますが、果たしてどうなるのか…