ランス・アーチャーが語ったオカダカズチカへのリベンジ

ランス・アーチャー【撮影:koba】
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週月曜に行われたAEWxNJPW合同興行「Forbidden Door」ですが、唯一予定されていなかったカードとしてシングルマッチを組まれたのがランス・アーチャーです。

両団体のファンにとって、最高のサプライズとなったことでしょう。

なお、この試合は本編前のBUY-INで配信されたので、誰でも無料で視聴可能です。

 

AEWと初の合同興行となった「Forbidden Door」ですが、基本的にバックステージでのコメントはありません。※新日本プロレスの公式サイトにも記載なし。

しかし、数人のレスラーはバックステージでコメントを残していました。

その1人がランス・アーチャーです。

 

今夏のG1クライマックスでAEWから唯一参戦となったランス。

AEWを闘い抜いたMURDERHAWK MONSTERは、より凶暴なモンスターと進化したことでしょう。

「Forbidden Door」のバックステージで、オカダカズチカに対しリベンジすべ、G1参戦の意気込みを語りました。

『新日本よ、準備はできているか?今が2022年だなんて考えられない。もう2年以上も前のことだ。MURDERHAWK MONSTERが日本にいたのはG1以来、約3年振りだ。2019年はG1クライマックスでMURDERHAWK MONSTERが猛威を振るった素晴らしい年だった。そして俺はより大きく、よく強くなった。

これから新日本へ行くぞ。お前達は俺をビッグボーイ・ブロックに入れただろ。なんと素晴らしいブロックだ。バッドラック・ファレ、ジョナ、ジェフ・コブ、トム・ローラー、矢野…

オカダというゴールデン・ボーイを忘れていないし、お前を痛めつけるのは楽しい。新日本プロレスでは一度も勝ったことがないが、今回は違う。
最終日、俺とお前は“ブドーカン”でやる。お前が新日本プロレスで特別な存在でいるのは、この日が最後だと約束しよう。お前はヤングライオンと闘うことになり、俺はG1クライマックスを優勝し、IWGPヘビー級チャンピオンになるんだ。

いつも自分の居場所があるのに、それを見つけられずにいた。もう指をくわえて見ているわけにはいかない。オール・エリート・レスリングのレスラーとして戻ってきたんだ。AEWでやってきたことをすべて出し切ってやる。

俺は新日本プロレスの人間じゃないから、新日本プロレスがどうなろうと知ったこっちゃない。俺は全員を倒すため、もっとハードに、そして1秒1秒を楽しむため、日本で試合をする準備に取り掛かろう。日本よ、覚悟しておけ。MURDERHAWK MONSTERが帰ってくるぞ』

※誤訳があれば修正します

 

私の記憶が正しければ、新日本でオカダとランスのシングルマッチが実現したのは、2019年のG1クライマックス公式戦のみ。

7・30高松大会で対戦した両者ですが、前哨戦のバックステージでオカダと対戦する意気込みを全身全霊で語りました。

ランス・アーチャー【撮影:koba】

『説明させてもらおうか。これからどういうことが起こるかを。何百万回と繰り返してきたことだけどな。そう、みんな死に至るんだ。そこから逃れることはできない。これまでは回避されたことも何度となくあったが、もうそんなことはない。俺はチャンピオンになることを見据えている。邪魔者を叩きのめすためリングに向かっている。俺とリングで向かい合ったヤツは、とことん痛めつけてやる。その痛み、しっかり味わうがいい。存分にな。さあ、向かってこい。犠牲になるだけだがな。なにか気になることでもあるのか? 気にすることなんかない。忘れられないほど身に染みさせてやる。そのために俺は戻ってきた。狙いはお前だ。誰であろうと例外じゃない。殺し屋と化したランス・アーチャー、“アメリカンサイコ”ランス・アーチャーが戻ってきた。すべてのヤツらを叩きのめすためにな。次はお前だ……』

引用:新日本プロレス

 

惜しくも敗れたランスですが、試合後のバックステージでは予想もできない姿で必ず帰ってくると豪語しています。

まさしく、AEWのレスラーとして誰もが恐れるモンスターとして戻ってきました。

『オー・マイガー! オマエらは全く理解してねぇ! オマエらには、何が起こってるのか全く理解できてねぇんだろ! 新日本プロレスのオマエら、誰も分かってねぇ! アメリカン・サイコは必ず帰ってくる。予想もできない姿でな!』

引用:新日本プロレス

 

オカダとランスの試合は8・16日本武道館大会で実現します。

つまり、リーグ最終戦です。

星取表の結果次第では、この試合の勝者が決勝トーナメントに駒を進める展開になるかもしれません。

Aブロック1位はBブロック1位と闘うので、トーナメントで現IWGP世界ヘビー級王者のジェイ・ホワイトと対戦する可能性もあるでしょう。

 

G1優勝とIWGP王座戴冠を約束したランス。

多くの新日ファンに愛されるレスラーが、遂にG1クライマックスにて凱旋帰国です。

 

【告知】

7・16北海道大会から始まるG1クライマックスですが、今年もオリジナル星取表を作りました。

※星取表はA〜Dまで作成しています。

 

大会終了後にトペブロ特設ページで更新予定です。

星取表の全貌を見たい方はこちらをクリックください。

〈G1クライマックス32星取表〉