成田蓮の凱旋帰国はパートナーを引き連れケンカを売りに来るのか?

成田蓮【撮影:koba】
“独り言考察”




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ンドン大会「ロイヤルクエストII」を今週末に控え、英国大会両日の全対戦カードが発表となりました。

先日の神戸大会でウィル・オスプレイに挑戦表明した内藤哲也は、ザック・セイバーJr.とIWGP USヘビーの挑戦権を賭けて闘うことになります。

 

海外の大会らしい贅沢なシングルマッチが何試合も組まれましたが、中でも注目はオスプレイと海野翔太のスペシャルシングルマッチでしょう。

昨年、海野はRPWでオスプレイの持つブリティッシュヘビー級王座に挑戦しており、今回がリベンジマッチになっています。

凱旋帰国が近いと思われるだけに、意味のあるシングルマッチとなりそうです。

 

凱旋帰国と言えば、海野の同期である成田蓮が10・10両国国技館大会で凱旋試合をすることになりました。

元ヤングライオンの凱旋帰国と言えば、意味深なVTRが流れたりサプライズ演出がありましたが、何もなく凱旋試合が組まれることは異例と言えるでしょう。

ある意味これが成田のこだわりなのかもしれません。

LA道場への海外武者修行の成田蓮が、約3年ぶりに凱旋帰国が決定。

成田は2019年9.22神戸大会で柴田勝頼選手に土下座でLA道場行きを直訴、その後はLA道場の一員として日々鍛錬に励んだ。

そして、『NJPW STRONG』を主戦場としてメキメキと頭角を現すと、必殺の成田スペシャル、蹴りに磨きをかけ、2021年10.9ダラス大会(STRONG無差別級選手権試合vsトム・ローラー)では自身初となるタイトル挑戦もはたした。

今年の1.4東京ドームでは、柴田勝頼の相手、“X”としてワンポイントで緊急参戦をはたし、その後も強豪たちとの激闘で莫大な経験値を積んだ期待のホープ・成田が満を持して正式に凱旋帰国。

LA道場で柴田イズムを注入された“新生”成田が両国の舞台でどんな闘いを見せつけるのか? そして凱旋帰国試合の対戦相手がいったい誰になるのか、にも大きな注目が集まりそうだ。

引用:新日本プロレス

 

成田蓮の凱旋帰国試合の相手は誰なのか?

 

成田の凱旋帰国で気になることが2点あります。

それは今後の所属ユニット対戦相手です。

ヤングライオンが凱旋する際はリングネームを変える傾向が多いですが、アナウンスを見る限り変更は無し。

そのまま本隊に入るのかどうかは凱旋帰国試合後に分かるでしょう。

 

そして一番気になるのが、その凱旋帰国試合の相手です。

現状ではシングルマッチかタッグマッチになるか分からず、過去の凱旋帰国試合を振り返ってもどちらの可能性もあります。

下記は直近の凱旋帰国試合の対戦カードです。

凱旋帰国者凱旋帰国試合対戦カード
ジェイ・ホワイト2018年1月4日棚橋弘至 vs ジェイ・ホワイト
マスター・ワト2020年7月11日マスター・ワト vs DOUKI
グレート・オーカーン2020年10月18日SHO&オカダカズチカ vs グレート・オーカーン&ウィル・オスプレイ
成田蓮2022年10月10日???

 

成田と言えば柴田勝頼であり、凱旋帰国も柴田イズムを感じさせる仕掛けがあるかもしれません。

柴田と言えば新日本の生え抜きではあるものの、一度新日本を離れています。

2012年8月に約7年振りとなる古巣復帰を果たしていますが、当時の復帰宣言のセリフはあまりに有名です。

『お久しぶりです。元新日本プロレスの柴田です。……ケンカ、売りに来ました

この時柴田はパートナーとして桜庭和志を新日本プロレスに連れてきました。

もしかしたら、成田も新たなパートナーを引き連れ新日本に喧嘩しに来るのかもしれません

事前に凱旋帰国が発表されるという異例のシチュエーションで、新生成田蓮が何を仕掛けるのか。

もしパートナーが新日本を退団したと思われるカール・フレドリックスなら、これほど熱い展開はないでしょう。

凱旋帰国試合がタッグマッチになり、成田のパートナーがXであるならば、その可能性もあるかもしれません。